出版社・書店の未来は赤信号!? 百田騒動、LGBT、配送遅延……根深~い出版業界の諸問題
―― 「新潮45」や「週刊SPA!」の炎上、さらには百田尚樹による『日本国紀』のコピペ疑惑に端を発する幻冬舎問題……。昨今の出版業界では、世の中の変化に対応しきれないメディア関係者がさまざまな騒ぎを起こして...
―― 「新潮45」や「週刊SPA!」の炎上、さらには百田尚樹による『日本国紀』のコピペ疑惑に端を発する幻冬舎問題……。昨今の出版業界では、世の中の変化に対応しきれないメディア関係者がさまざまな騒ぎを起こして...
―― 去る6月26日、出版卸業で業界第4位の栗田出版販売が民事再生を申請した。取引する出版社が約2000社もあったため、出版界はもっぱらこの話題一色に染まった。しかしその裏で、実は同日に、もっと出版界に衝撃...
―― 「リブロ池袋本店(東京)が西武百貨店池袋本店から撤退。跡地の候補はブックファーストか、三省堂書店か」
―― もはや、ここはAmazon専用コラムかと怒られてしまいそうだが、アマゾンジャパン(Amazonの日本法人)が、出版社の格付けに続いて、またまた日本の出版社を怒らせている。というのは、14年7月にアメ...
―― 当連載の第10裏話で、アマゾンジャパン(以下、アマゾン)が日本の出版社に牙をむき始めたと書いたが、その本当の理由がようやく明らかになった。
―― アマゾンと出版社との直取引がここ1年で拡大している。その背景にあるのが、楽天ほか、大手出版社や大日本印刷による業界第3位の取次・大阪屋を救うための出資だ。競合相手の楽天の傘下に入る予定の大阪屋とは日本...
―― いよいよ雑誌の時代が終焉を迎えようとしている。出版科学研究所が12月25日、2013年出版物の売り上げは書籍・雑誌合わせて1兆7000億円を下回り、書籍は8000億円弱、雑誌は9000億円弱にまで減...
―― フランスで"反アマゾン法"と呼ばれる法律案が国民議会(下院)で可決した。あとは元老院(上院)での承認を待つばかりだが、優先権は国民議会にあるのでほぼ成立間近というところだ。この"反アマゾン法"という...
―― ──流通イノベーションの罪は、地方都市の商店街を衰退させただけではない。新著『震...
―― ──2000年代、大型商業施設の地方進出が進んだのは、イオンなどが起こしたイノベ...