つきまとう”色”と”模様”の禁忌──ファッションタブーに挑む「本」「映画」
―― 美しく着飾りたい──。その欲求は、あるいは文明の歴史と同じくらい長いのかもしれない。身に着ける衣服や装飾品によって、人は自らの身分や職域を誇示し、己を権威づけてきた。そんな、いわばファッションの持つ...
―― 美しく着飾りたい──。その欲求は、あるいは文明の歴史と同じくらい長いのかもしれない。身に着ける衣服や装飾品によって、人は自らの身分や職域を誇示し、己を権威づけてきた。そんな、いわばファッションの持つ...
―― 栄えある2013年マンガ大賞を受賞したのは、『バナナフィッシュ』をはじめ数々の代表作を抱える、活動歴40年近い大ベテラン少女マンガ家の最新作だった。鎌倉を舞台にした4姉妹の物語は、いったいどれだけ見...
―― 高すぎる石油価格のために航空会社は経営難にあえぎ、その石油産出量もすでにピークを越えて、あとは枯渇に向けて減少の一途。頼みの綱の原子力の安全神話も崩壊した今、シェール・ガス革命に世界の期待がかかって...
―― ──現自民党政権は、今夏の参院選に向け、選挙公約に憲法改正を掲げており、大きな論点となっている。だが、同党が提示した憲法改正案は、前時代的な国家主義を体現したものだという。
―― ──「ファッション業界にはゲイが多い」とは巷間言われていることだが、超一流のファッションデザイナーを見ると、確かにゲイだらけ。それでは、なぜファッション業界にはゲイが多いのか? 脳科学の観点から、そ...
―― 株価の上昇に円高の解消で、にわかにもてはやされる”アベノミクス”。その安倍政権の景気対策でも重要視される成長戦略とは、IT産業もむろん無縁ではない。企業を育てるべくIT産業の支援にも力を入れるという...
―― 世界のファッション産業の根幹を担うモード界。この世界は、ユダヤ人社会と密接な関係にある。日本のドメスティックブランドはそこで、どう立ち振る舞うべきなのか──。
―― 20歳になってから大好きになった曲があります。以前からその曲の噂は聞いていたんです。噂というか家族の会話なんですけど、姉と母がカラオケに行って「back numberの『ささえる人の歌』って、彩芽に...
―― ──いま女子ファッションを席巻しているのが、”原宿系”“青文字系”と呼ばれるカジュアルブランドだ。その中にあって特に人気を誇るMERCURYDUO、EMODA等を抱えるアパレル企業マークスタイラーの背...
―― そもそも、ユニクロをファストファッションと呼ぶかどうかは、人によって分かれるところだと思います。H&Mやフォーエヴァー21のように1~2週間で店頭の商品が入れ替わるほどサイクルが早いわけではないので...
―― ──マスメディアと異なり、個人の記事を載せるニュースサイトが話題を集めました。米国生まれの「ハフィントン・ポスト」日本版が鳴り物入りで登場。政治家から一般人まで幅広いブロガーの記事を載せ、読者がコメン...
―― 私はこの5月にも国会で、新卒正社員の労働環境の悪化に対し本腰を入れて対応策を検討するよう政府に求めましたが、はっきり申し上げて一連のユニクロ騒動は、政治が招いた問題です。
―― ──3年以内の離職率が50%近くにも上るという、ファーストリテイリング。カリスマ経営者・柳井正氏が率いるこの世界的企業を、各界の識者はどう見るのか?元ユニクロ社員からVホス系なるファッション誌のプロデ...
―― ファッション誌に載せられた著名デザイナーたちのインタビューを読んでいると時々、「この人は何を言っているのか?」と思うことがある。感性の世界で生きる彼らの言葉は、時として”下々の者”には難解すぎる。
―― 自衛隊の国防軍化構想、武力放棄をうたう憲法9条の改正に意欲を見せる自民党・安倍晋三政権の下、「隊内の士気が高まっている」(現役自衛官)という。そうした雰囲気に水を差すような 疑惑 が自衛隊に浮上して...
―― この号の「サイゾー」が発売される数日後に、僕の4冊目の単著が発売になる。『原子爆弾とジョーカーなき世界』――これは月刊「ダ・ヴィンチ」(共にメディアファクトリー)の連載(の最初の一年分)を一冊にまとめ...
―― ──ファッション誌やブランドの広告に用いられるファッション写真。それを撮る写真家にとっては、あくまで媒体やクライアントのための”仕事”であり、何かしらの”禁則”と常に向き合わざるを得ない。
―― 去る5月13日に明らかになった、フジテレビジョン(以下、フジテレビ)と、その親会社となる持ち株会社、フジ・メディア・ホールディングス(以下、FMH)の新しい社長人事が、各メディアで話題となっている。
―― ──現在、日本のプロ野球界で”黄金世代”と呼ばれる「88年組」。前田健太(広島)や坂本勇人(巨人)らスター選手の中で揉まれた、ヤクルト・上田剛史の告白とは?
―― ──流行の速度が加速し、スクラップアンドビルドが繰り返されるファッション業界。ここ最近ではユニクロの就労問題や女性ファッション誌の新創刊が話題になっているが、そんな業界の最新トピックスを専門紙編集長、...
―― 今、インドが熱い。これは気候ではなく、ビジネスのお話。IT産業の発展でインド経済は大いに潤い、インド人にとって最大の娯楽である映画産業への投資が活発化している。2011年の映画製作本数1255本から2...
―― たとえばの話、「友だち」という言葉を、単純に「親しく行き来している人間」と定義すれば、いま現在でも、十やそこらの顔を思い浮かべることができる。私も、若い頃に比べれば、多少は人当たりが良くなっている。...
―― 政治経済に社会問題からサブカルまで、幅広く論じる批評家・荻上チキ。本誌でもおなじみの同氏は、新刊『多崎つくる』をどう読んだのか? 少々珍しく、小説について語ってもらった。村上春樹の小説は全部読んでい...
―― 去る4月28日日曜日、幕張メッセで催された「ニコニコ超会議2」に出席してきた。 僕と僕が編集長を務める雑誌「PLANETS」が参加したのは昨年に引き続き「ニコニコ言論コロシアム」という、インターネット...
―― 今作の最終章にて、”地下鉄サリン事件の悪夢”を主人公つくるが回想する。『アンダーグラウンド』や『約束された場所で─underground 2』という、オウム事件についてのノンフィクションを手がけた村上...
―― 前特集まで見てきた通り、圧倒的な人気を見せつけた村上春樹の新刊フィーバー。こうして特集を組んでいる小誌も例外ではないが(苦笑)、各種メディアもその勢いに群がっている。ここでは、紙メディアが取り組んだ、...
―― 2004年に世を騒がせた奈良小1女児誘拐殺人事件。13年2月、犯人の小林薫死刑囚の死刑が執行されました。事件当時、メディアはそのむごたらしい犯行の内容(殺害後の被害女児の歯を抜く、遺体の写真を被害者の...
―― 4月、村上春樹の新刊『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』が発売され、各メディアがその熱狂ぶりをこぞって報道した。一体なぜ、これほどまでに村上春樹の作品は売れるのか? 遅ればせながら本誌もこのフ...
―― 4月12日、今や日本を代表する大作家である村上春樹の新刊が発売された。わずか1週間で 100万部を突破し、それ以後のメディアや一部読者の狂騒ぶりは前ページまででもお伝えしてきた通りだ。だがしかし、皆が...
―― 「黒歴史」とは、今思い返すと恥ずかしくて誰にも知られたくない過去のこと。そこで、食品メーカーがこれまで世に送り出しては消えていった食品や飲料を探り、考察した。
―― 1968年、パリ大学ナンテール校に端を発した五月革命は、日本写真へも飛び火し、同年11月、伝説的な同人誌として知られる『プロヴォーク』(英語で「挑発する」を意味する)が創刊される。同人には評論家の多木...
―― TPP参加が騒がれるなど、日本の食環境に大きな変革が起こりそうだ。そんな中、「マル激トーク・オン・ディマンド」では数多くの”食”に関するテーマを議論してきた。今回は”食”を題材にしたドキュメンタリー映...
―― 前特集までは、政治と食の打算的な関係を見てきた。その中でも一大利権となっており、大きな力を発揮している農協の実情について、実際に農協と契約している生産者や、民間の農産物卸売会社からの訴えを中心に見てい...
―― TPP交渉参加も決定した今、食関連の議連に加わる議員はどのように動いてるのか? ここでは有機農業を推進する民主党のツルネン・マルテイ議員に、議連でのつながりや、農協の政治性などについて話を聞いた。
―― A 最近の新聞社のビジネスというと、新聞社主催の展覧会「故宮博物院日本展」が話題になっているね。B はい。台湾の故宮博物院は中国歴代王朝の秘宝60万点以上を集めた世界有数の博物館ですが、その所蔵品を初...
―― 整理回収機構(RCC)が強制執行を申し立てた朝鮮総連本部の土地・建物を、鹿児島県の宗教法人「最福寺」が45億1900万円で落札したのが3月29日のこと。「北朝鮮の高官から頼まれて朝鮮総連本部の土地・建...
―― ──中国の高地における貧困問題にスポットを当てたドキュメンタリー『三姉妹』が公開される。ある姉妹を通して映し出された中国の社会問題と、表現規制とは?
―― 2013年4月、松竹芸能を退社し、オセロを解散。所属事務所もない中、再スタートを切った中島知子。渦中の女性が 洗脳騒動 の最中から、社会復帰コーチングを通して、今日まで彼女をサポートし続けている認知科...
―― ここでは経済誌・ビジネス各誌で、盛んに持ち上げられている「竹中平蔵」という男を取り上げてみよう。「竹中平蔵」とは、果たしていったいどんな男なのか? その本質に迫っていきたい。なんとも刺激的なタイトルで...
―― 書店やコンビニの経済誌・ビジネス誌コーナーに行くと、数多くの雑誌が並んでいて、どの経済誌を読み、どこまで信用してよいのか、もはや判断できない状態!ということで、斬り捨て御免の本企画!
―― 僕の親しい友人でもあるNHKアナウンサー堀潤が先日、同局に辞表を提出した。彼は震災以降、主に原発報道の姿勢をめぐってNHK上層部と衝突を繰り返していた。僕が知る限りでも何度も辞意を伝えては慰留される、...
―― 消費税増税の議論が繰り返される昨今、宗教法人への課税を行うと、消費税収入の3割以上を賄えるという試算がある。数字の上では理解できるが、その議論の根底を見てみよう。
―― 今年に入って、宗教団体による土地売買や投資運用の損失が大手メディアで報じられたが、そもそも宗教法人は財テクに手を染めるべきなのだろうか?秘密裏に売買される宗教団体の最新事情などを踏まえ、宗教とお金の...
―― TPPをめぐる議論が激しくなってきました。3月15日に安倍首相がTPPの交渉に参加することを正式に表明したからです。TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)とは、太平洋をかこむ国々が輸入品にかかる関税など...
―― 泥棒作家として名高いフランスの文豪、ジャン・ジュネは、その著書「泥棒日記」の中で、「ヤクザというのは、要するに子どもなのだ」という一文を書き残している。彼自身がその長い刑務所生活の中で出会ったマフィア...
―― ここでは、実際に病院ビジネスに乗り出した株式会社の運営状況について、首都医校の教授であり、医学ジャーナリストとしても活躍する植田美津恵氏に分析を仰いだ。
―― 安倍晋三政権に代わり、準備が加速するTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参画案。TPPといえば、農業問題を思い浮かべる向きも多いだろうが、しかし、同協定への参画について、2番目の課題として掲げられ...
―― 2013年春期クールのドラマは、かなり豊作だった。その中にあって、脚本・岡田惠和、プロデューサー・河野英裕(日テレ)という、ドラマファン注目のコンビがタッグを組んだのが『泣くな、はらちゃん』だ。長瀬智...
―― 軍事大国・アメリカが莫大なお金と時間をかけて開発する戦闘機。ここではあえて「戦闘機業界」と的を絞って、その最先端事情を追ってみたい。しかも、今回「戦闘機業界」を分析するのは、ブラックミュージックの専門...
―― コンプライアンス意識の向上もあり、百貨店や高級ブランドなどはさまざまな面でクリーンな存在であるように思えるが、一部では裏社会とのつながりが指摘されているという。