今、NHKに「放送の公共性」はあるのか?
―― 今年1月、NHKの新会長就任記者会見において、籾井勝人会長による特定秘密保護法や竹島問題などに関する発言が物議を醸した。さらに、NHKの理事10人全員に辞表を書かせたことを明かし、非難の的となっている...
―― 今年1月、NHKの新会長就任記者会見において、籾井勝人会長による特定秘密保護法や竹島問題などに関する発言が物議を醸した。さらに、NHKの理事10人全員に辞表を書かせたことを明かし、非難の的となっている...
―― 日本のエンタメ業界を牽引する業種のひとつ、ゲーム業界。一見、華やかに見え、一部上場も果たす企業も多い中、意外や意外、ゲーム関係者から敬遠される会社も多いという。その理由とともに、外資系ゲームメーカーの...
―― 「高須は最近、元気がない」と言っているやつがいるらしい。そりゃそうだ。私は手元、内臓、口元、足元、目元、髪の毛不如意なのだ! 大学を出て、おもちゃのトミー(現・タカラトミー)に入社した。当時は、「どん...
―― 今では誰もが知っているブログ。自分で書いている人は少ないかもしれないけど、有名人のブログやまとめブログを愛読している人は多いはず。そんなブログが日本に普及するきっかけを作ったのが清田いちる氏。日本で最...
―― 警察庁が作成する『警察白書』によると、1986年に全国で約2万7000店舗あったゲームセンターが、昨年には約6000店舗に縮小とあり、25年あまりで4分の1にまで減少した。さらに4月からの増税の影響に...
―― 失言を連発し、多くのメディアから大バッシングを浴び続けているNHKの籾井勝人会長。どうしても安倍首相との近さや日本の右傾化の文脈でのみ語られがちな彼の舌禍だが、そもそも三井物産の副社長時代、そしてそこ...
―― 主演ののぞみをはじめ、友人のゆりやリナ、あつ子といったラブドールたちが主(人間)の不在時に楽しく暮らす夢の街「ラブトピア」。この薄ら寒い現代との対比として描かれているようなラブトピアの世界観は、永遠に...
―― 一億総ヲタク化する現代ニッポン。自分の親も子どもの頃からゲーム好き……という10代もめずらしくない。そんな彼ら彼女らは何を思うのか? そこで、ゲーム好きの現役アイドルたちを緊急招集! いまどきの小中高...
―― "カストリ雑誌"などと揶揄されながらも魑魅魍魎が跋扈する芸能界において、一服の清涼剤として機能するオヤジ系実話誌の数々。普段は表立って語られないこれら愛すべき実話誌(一般週刊誌含む)の下世話なゴシップ...
―― 昨夏公開の『風立ちぬ』と同時上映予定だった高畑勲監督作品『かぐや姫の物語』が11月23日にようやく公開された。制作費50億円、制作期間8年の果てに生み出された本作には、高畑監督の神髄が詰め込まれてい...
―― 2014年1月、神奈川県相模原市で、小学5年の女児が犬の散歩中に忽然と姿を消し、犬だけが自宅へ戻るというミステリアスな事件が発生。神奈川県警は、事件や事故に巻き込まれた可能性が高いと見て約250人態...
―― アカデミー賞と世界三大映画祭、そして最近要注目の2つの映画祭の実態をこっそりお届け!あくまで「健闘をたたえる賞」アカデミー賞 1929年設立。毎年1月にノミネートが発表され、2月下旬もしくは3月初旬...
―― 友だちがいることのありがたさは、友だちと一緒だと精神が解放されることだ。別の言い方をすると、社会の中で生きている人間は、友だちとワンセットで行動することによって、初めて「自分」という個性を十全に発揮...
―― イギリス映画『あなたを抱きしめる日まで』は、50年間に及ぶ、アイルランドとアメリカの間で引き裂かれた母子の実話の映画化。原作者のマーティン・シックススミスは元BBCの記者で、1997年から労働党のブ...
―― 監禁、拷問、虐待、そしてアブノーマルすぎる性的嗜好の数々。「血みどろブシャーから拉致監禁拷問まで! 規制も"なんのその"バイオレンス映画」ではレーティングや規制についてレポートしたが、エログロ映画も...
―― エログロ映画界をリードする5ジャンル別に、編集部注目の映画を紹介していこう! ※エロ度、グロ度は5段階評価です。●乱狂した母が息子(のムスコ)を無理やり去勢『メビウス』公開年:13年/製作国:韓国/...
―― 白味噌を入れすぎたためゲサゲサになってしまった土手焼きを前に私は方途に暮れていた。足りなければ足せばよいが、入れすぎたものを引くことはできない。というか、一度、入れてしまったら自ら責任を取らなければ...
―― 日本テレビ系ドラマ『明日、ママがいない』が、いわゆる児童養護施設の描写を巡って批判を浴び、ファンタジー路線への変更を余儀なくされた。作中の児童養護施設の現実とは乖離した描写が視聴者の誤解を呼び、児童...
―― 『仁義なき戦い』【1】シリーズのドス(短刀)を使った壮絶な殺傷、『レザボア・ドッグス』【2】の剃刀による耳そぎ、韓国映画『オールド・ボーイ』【3】の抜歯や舌切り──。映画作品における暴力的な(バイオ...
―― 何かと「大味」というイメージのあるアメリカン・コメディであるが、固定観念を覆す破格かつリアルな作品があるのをご存じだろうか? 本稿では2000年代以降に生まれたそうした類いのコメディ映画に焦点を当て...
―― 現政権が「女性が輝く日本へ」といった成長戦略を掲げ、"イクメン"という言葉で男性の育児参加が話題になるなど、旧来の性別役割分業制に対する変革が叫ばれている。こうした動きが、少子化問題や低成長に悩む日...
―― 「黒人による黒人のための映画の進化 知られざるブラックムービーの世界」で解説した通り、この数年でブラックムービーが勢いを取り戻している。昨年公開された『42~世界を変えた男』【1】や『大統領の執事の涙...
―― 現在公開中の『大統領の執事の涙』【1】、これから公開となる『それでも夜は明ける』や『フルートベール駅で』【2】の3本の映画。すでに3作とも本国アメリカでは数々の映画賞に輝き、中にはオスカー受賞さえ期...
―― 秋元康という人物について、2014年の今、まず言うまでもなくAKB48をはじめとする48グループの総合プロデューサーとしての立場が最も知られているだろう。あるいは、本誌読者の世代的にいえば、とんねる...
―― 映画業界に著名俳優を輩出した特筆すべき劇団を、新劇の昔から現在まで約70年の歴史順に12劇団をピックアップ!
―― 安倍晋三首相による靖国参拝や従軍慰安婦問題が国際化する中、ここにきて、戦争、あるいは戦時中の時代を背景に持つ映画の公開が続いている。では、その中で天皇は、どう描かれてきたのか? そして、映画における...
―― 1861年、幕府は欧州諸国に対して開港・開市の延期交渉を行うために第一回遣欧使節団(文久使節団)を送った。翌年3月にフランス入りした一行は、滞在していたパリのホテルとキャプシーヌ大通りにあったナダー...
―― 女のような映画が、かつてはゴロゴロしていた。そんな映画と出会ってしまったばっかりに人生を誤ってしまった人も少なくないはずだ。いや、最近の作品でも園子温監督の『冷たい熱帯魚』(10年)や三池崇史監督の...
―― 江渡さんは、日本科学未来館に常設展示されている『インターネット物理モデル』でも知られる、日本を代表するメディア・アーティストのおひとりですが、最近ではニコニコ動画を使った新しい研究発表の場である『ニ...
―― 本号が発売される頃にはソチ五輪が開幕し、連日の報道が盛り上がりを見せているだろうが、お隣の国、韓国でもそれは同様だ。前回大会のバンクーバー五輪で金6、銀6、銅2(全出場国中5位)を獲得した韓国冬季五...
―― 安倍政権はこのほど、外国人労働者を大量に受け入れる労働市場の規制緩和に乗り出す方針を明らかにした。1月24日、閣僚会議で菅義偉官房長官が「建設業が構造問題に直面し、人材が枯渇する恐れがある。即戦力に...
―― 2006年トリノオリンピック金メダリストの荒川静香には、「一般的なサラリーマン家庭で育ったので、お金のかかる衣装は母親の手作りだった」という有名な逸話がある。そのほかにも金銭面で苦労したエピソードを...
―― 「この調査結果が現実のものになれば、間違いなく潰れる新聞社が出てくる」2013年末、広告代理店最大手の電通が取引先にのみ配った"極秘レポート"が、全国紙各社の幹部たちに衝撃を与えた。そのレポートとは、...
―― 「ヤバい映画」って、僕が出ている作品ではないんじゃないかな。というのは、近年の国内作品ですと本当にタブーを描いているようなシーンは全部カットされちゃいますよね。例えば、三池崇史監督の『ケンカの花道』や...
―― やっぱり「ヤバい映画」と言われると、出演した『アウトレイジ』【1】の話になってしまいますね。ヤクザっていう一般の人のルールの向こう側で生きている人間を描いている点でタブーに挑んでいるし、「すぐ隣に死...
―― 映画を観る・選ぶ基準っていうのは完全に直感です。そもそも僕の行動原理はいつも勘なので、自分が出演する映画やドラマに関しても勘で選ぶことが多い。でも、直感とは別にその時期や好みに傾倒しているもので左右...
―― ソチ五輪が開幕し、多くのスポーツ紙がプチバブルを味わうべく、現地に臨時の支局を作り、記者やカメラマンを派遣するなど五輪取材に力を注いでいる。だが、速報をはじめとしたほとんどのニュースはインターネット...
―― 大沢樹生と喜多嶋舞の間で勃発した息子のDNA鑑定騒動がきっかけになったのか――。若貴兄弟の母親、藤田紀子が突如、ゲスト出演した番組で、「兄弟は2人とも100%夫婦の間でできた子どもです。公のところで...
―― 「取り調べ可視化、骨抜きに」2013年11月上旬、新聞各紙にこのような見出しが躍りました。警察・検察による被疑者への取り調べの様子をビデオカメラなどで録画・録音する「取り調べ可視化」は、法制審議会の刑...
―― 先日、高校の同窓会に出かけてきた。15歳で出会った僕らも35歳、堂々たる中年だ。自然と集まった当時親しかったグループのテーブルで、今は某商社に勤めるMと話し込んだ。Mは言う。「宇野がやってることは確...
―― 「ビッグデータをビジネスに活用する」。そう高らかにうたっている企業が増えている。だが、その内実は企業によってさまざまだ。ここでは、ビッグデータを実際に収集・運用してビジネスを行っているという企業が実際...
―― 2013年は、安倍政権下の報道や特定秘密保護法の強行採決など、従来では考えられない事態が起こったことで、日本は底が抜けたような状態に陥ってしまった。哲学者の東浩紀氏は、そんな13年を"1993年に始...
―― 「ビッグデータ」。2013年のビジネス流行語大賞を決めるなら、この言葉が最有力候補だろう。しかし、それが本当に意味するところはあまり知られていないのではないだろうか? 一般に「ビッグデータを活用する」...
―― 1980年代は、専門の人材育成機関に新入社員の教育を代行させることが流行していた時代で、私が新卒で就職した会社も、ご多分にもれず、そのテの研修施設の新入社員研修プログラムを導入していた。研修のカリキ...
―― 2013年の球界は、東北楽天ゴールデンイーグルス・田中将大の年だった。シーズン24連勝という世界記録を打ち立て、チームを日本一に導いた"神の子"は、今や球界の枠を超えた国民的ヒーローだ。一方、田中の...
―― ここまでは、現存するヤクザ専門誌や実話誌の歴史と編集者・記者の悲喜こもごもに迫ってきたが、実際彼らが作る誌面というのはどういった傾向があるのだろうか?「特徴はない!」と関係者が口をそろえる中、5誌の...
―― 出版不況という言葉も聞き飽き、毎年訪れる電子書籍元年にも慣れてきた編集者/デザイナー/ライターたちが、新たな活路として期待を寄せるのが「自主出版」の世界だ。まぎらわしいが、高いお金を出して自分の本を...
―― 2013年のヒットコンテンツとなったアプリゲーム『パズドラ』。GREEやDeNAというソーシャルゲーム2強とは異なる、ガンホーが繰り出したこのゲームからは、ゼロ年代以降のゲーム史の流れが透けて見える...
―― 30歳を過ぎて、亡くなる友人・知人が増えた。その死因は自殺が多い。2011年には大切な友人がこの世を去った。震災の後、節電中の暗い東京で。彼は魔が差したんだと思う。残された僕らはそう、理由を決めた。...
―― ポプラ社の皇帝・坂井宏先社長(67歳)が2013年11月25日付で退任、12月3日に開いた臨時の株主総会で奥村傳前専務が社長に就任し、坂井氏は非常勤顧問に就任した――。マスコミ各社には「本業以外の投...