ついに弾けた関電の【原発マネー】スキャンダル――背景には3つのタブー
―― 共同通信の一報によって明るみに出た関西電力経営陣への裏金問題。原発利権の巨大さや、行政までをも巻き込んだ一大スキャンダル。だが、なぜ当事者がこの世を去ったあと、今になって日の目を見たのだろうか? そこ...
―― 共同通信の一報によって明るみに出た関西電力経営陣への裏金問題。原発利権の巨大さや、行政までをも巻き込んだ一大スキャンダル。だが、なぜ当事者がこの世を去ったあと、今になって日の目を見たのだろうか? そこ...
―― 9月20日に日本で開幕するラグビーW杯。今回は都立秋川高校、早稲田大学ラグビー部OBでスポーツライターの藤島大氏と、桐蔭学園、ICU、コロンビア大学ラグビー部OBである神保哲生氏の2人が、「ラグビーを...
―― 日本のマンガ雑誌や週刊誌では“伝統的”に掲載されてきた水着グラビア。しかし、それはやはり、フェミニズムにおいて批判の的となり得る“女性表象”なのか――。ポルノグラフィやセックスワークに関する議論も参照...
―― 「ちょっと面白い発表があるので、上海で取材しませんか」
―― グラビアアイドルやコスプレイヤーを撮影するアマチュア・カメラマンを対象とした有料の撮影会が、毎週末都市部のどこかで開催され、人気を集めている。こうした撮影会は昔から行われてきたが、その潮流をさかのぼっ...
―― 先日、家の近所を散歩中、とある飲み屋の看板が目に入った。「熟女BAR~O・MO・TE・NA・SHI~」
―― リクナビが就活生の「内定辞退率」を、ユーザの閲覧状況などから勝手にスコア化して企業に販売していたとして大きな問題になっている。単なる個人情報ではなく、就職活動という人生を左右する情報の取扱いとしてある...
―― 今回のゲストは受験生専門の心療内科クリニック院長の吉田たかよし氏。NHKアナウンサー、政治家秘書、宇宙生物学、脳科学の研究者など、多彩な経歴を持つ吉田氏に生命の進化、人間の脳について問う。
―― 昨年、東京五輪担当大臣と政府のサイバーセキュリティ戦略本部の担当大臣を兼務していた桜田義孝氏が「自分でパソコンを打つことはない」などと発言し、世界から失笑を買うことがあった。一方、先進国では“国防”の...
―― サイバーセキュリティ業界では、テロリストによる電力送電線への攻撃でヨーロッパがパニックに陥る様子を描いたドイツの小説『ブラックアウト』(角川文庫)など、実際に起こり得るかもしれない非常事態を描いた小説...
―― 第二次世界大戦を引き起こしたナチスのシンボルであるハーケンクロイツは、欧米社会ではタブー視されており、同時にそれに類似する卍もその被害を受けている。なぜ、ナチスは卍に類似したシンボルを採用したのか? ...
―― 新世代のラッパーが舞台に上がり、若い観客がフロアを埋める「TOKIO SHAMAN」というパーティがある。その首謀者であり、暗鬱で幻想的なラップ・ミュージックを生み出す釈迦坊主とは、何者か?
―― 「無駄な血を流す必要はない」「悲しみは未来永劫、連鎖する」「戦争をやめよう」――こうした反戦を歌った曲を耳にしてきた読者は多いだろう。しかし、そのような反戦歌は、令和を迎えた現在でも、絶対数こそ少ない...
―― いま、自国の通貨建ての国債を発行できる国は、デフォルトを気にせず積極的に国債を発行し、景気刺激策を進め、借金の返済は通貨の発行で賄えばいいという経済理論が世界中で注目されている。それがMMTだ。経済学...
―― ストリートから誕生したヒップホップは、時代と共に成長し、エンタメに特化したパーティチューンから、真っ向から社会を批判するプロテストソングまで、形態は多種多様だ。本稿では、アメリカのひとりのラッパーの死...
―― 吉本興業の騒動はブラック企業に勤めたことのある身には「他人事ではない」からずっと見ていたが、結局、有耶無耶になりそうだ。最大の問題は吉本と反社の関係だったはずだが、執筆時点でキーマンのカラテカ入江は雲...
―― 相変わらず強気の外交を見せているアメリカのドナルド・トランプ大統領。時に核ミサイルや派兵をちらつかせ、時に各国に罵詈雑言を浴びせて牽制している。一方でトランプは、実際に戦闘行為に至るケースはごくわずか...
―― あなたは中国で広がっている、996(ナインナインシックス)という言葉を知っているだろうか。
―― 米軍では今年4月からトランスジェンダーの入隊制限を開始。このトランプ政権の政策には大きな反発が起きている。一方で隣国の韓国では兵士の同性愛が禁止され、こちらも人権団体の非難の対象だ。一方で日本の自衛隊...
―― 戦中、多数の日本兵が「戦争神経症」を発症し、軍の病院に“収容”されていた――。昨年、NHKのドキュメンタリー番組がその実態に迫り、大きな話題となったが、なぜこの事実は長らく明るみに出なかったのか? ...
―― 前記事では日本兵のPTSDに焦点を当てたが、さまざまなアメリカ映画で心の傷を負った米軍兵士の姿が描かれてきた。その中でも名作と呼び得るのが、以下である。戦争の体験は、このように兵士の精神を破壊していく...
―― 日本の夫婦の47.2%がセックスレス(過去1カ月以上セックスをしていない状態)だそうだ(16年、一般社団法人日本家族計画協会調べ)。夫からすれば「勃たないんだからしょうがないじゃん、以上」案件ではある...
―― 全英女子オープンで、20歳の渋野日向子がいきなり優勝を果たした。その快挙もさることながら、終始一貫笑っていることにも驚かされた。天真爛漫な突き抜けるような笑顔。はっきり言って決して美人とは言えないし、...
―― 前号に引き続き、行動遺伝学、進化教育学、教育心理学、生物学的視点から教育についての研究を行う安藤寿康氏を招いて“人間と教育”を語り合う。遺伝によって条件づけされた人間にとって教育とは?
―― 今年7月、日本のエンターテインメントの礎を築いた稀代のプロデューサー・ジャニー喜多川が死去した。彼が体験した戦争、そして戦後の日本芸能界で作り上げた“アイドル”という文化、さらに舞台演出に込めた平和へ...
―― 日米関係をいつも憂いてるオレが選んだのは『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史』。80年代に渡米したことがあるんだけど、ちょうどその頃『サルバドル/遙かなる日々』や『プラトーン』(共に86...
―― 長梅雨が明け、蒸し暑い夏が戻ってきたある日の夜。都心の片隅で、生ビールをあおりながら至極ご満悦な50代の男性が目撃された。日頃、世間に姿を見せることのないこの人物。司法記者クラブに所属する事件記者たち...
―― 今回のオファーをいただいて最初に思い出したのは、原一男監督の『ゆきゆきて、神軍』(1987年)でした。終戦直後のニューギニアで日本軍の下士官2名が隊内で処刑された真相を、元部隊員の奥崎謙三が追うという...
―― 映画の本場アメリカに迫る勢いで世界随一の映画大国になりつつある中国。しかし、そこには政府による「検閲」という他国にはない事情が横たわっている。この検閲をくぐり抜けるべく、かつて若手映画人たちは死闘を繰...
―― ――翻訳物として初めて世界的なSFの賞であるヒューゴー賞を受賞した「三体」をはじめ、もはや世界的に評価されるようになった中国SF。さらには映画やゲームのジャンルに至るまで活発化している作品群には、中国...
―― このところ“家族”や“格差社会”をテーマにした東アジアの作品が立て続けに栄冠を手にし、世界的評価を高めている。だが今回、東アジアの映画を語る上で注目したいテーマはほかにある。“暴力描写”だ。欧米に比べ...
―― 「令和」は、厳しい寒さのあとに訪れる春を連想させる年号だそうですが、雅子様にとっても春が来たようです。2003年に長期療養に入られてから、適応障害のご病状は一進一退で、皇后様になられた後もご公務の遂行...
―― ブルース・リーやジャッキー・チェンの主演作を中心に、日本でも一大ブームを巻き起こし、後にハリウッド映画にも大きな影響を与えたカンフー映画。一方、近年の日本で話題になったのはジャッキーの主演作程度だ。こ...
―― 医師と製薬会社の利益相反は、多くの問題を引き起こす。医師が特定の製薬会社と癒着すれば、患者にとって最適な薬が処方されない危険性が生じるからだ。「ディオバン事件」で、製薬会社と医療機関の利益相反が白日の...
―― 所用で遠出していたら、学生時代に通っていたゲームセンターの同窓会連絡網から珍しく連絡があった。「あれ、神崎だよ」と。何の話かと思ったら、熊澤という元農林水産事務次官の老人に殺されたニート息子の事件だっ...
―― 政府からのトップダウンで強化を推し進めている中国サッカー。多額の金を投入し世界中から強力選手を買いあさるその裏には、「中国サッカーの故郷」と呼ばれる土地に住む少数民族たちの奮闘があった。
―― 欧州や南米から有名選手を、あり得ない金額で“爆買い”することで有名となった中国サッカー・スーパーリーグ。今や、資金力や観客数ではJリーグを凌駕するほどになっている。ただし、あまりの状態に中国政府もやん...
―― 一度聞いたら、忘れられない名前のメード・イン・チャイナのアプリがある。その名も「毒(ドゥ)」だ。
―― 日本で韓国の芸能人の自殺が報じられる際、「背景にはネット上での苛烈なバッシングがあった」と伝えられることもある。日本よりもネットの普及が進んでいる韓国だが、同国の人を死に追いやるまでのネットコミュニテ...
―― 学歴信仰や男尊女卑など、さまざまな差別意識がはびこっている韓国だが、地域差別もかなり深刻な問題だという。
―― 「アート・バーゼル香港」がアジア最大のアートフェアとして機能し、上海では大型の美術館が次から次へと建設されているが、2018年には草間彌生の“贋作”展覧会が開かれたと報じられ、物議をかもした。一体、中...
―― かつて、ネットは自由で開かれたものであった。だが、どんどんネットを使う人が増え、企業や公共団体がネットを基盤としたサービスを提供し、そして人や社会がネットの諸々に左右されるようになった現在、もはや「自...
―― 近年、上海ファッションウィークに出展するブランドは中国国内/国外問わず増え続け、世界的に通用し得るハイセンスな国産ブランドが頭角を現している。しかし一方で、ドルチェ&ガッバーナのPR動画が大炎上し、中...
―― 10代女子のヒリヒリした自意識に極太の輪郭をつけさせたら天下一! の山戸結希監督(『おとぎ話みたい』『溺れるナイフ』)が、球速150キロで顔面狙いレベルの危険球をぶん投げてきた。現在公開中の『ホットギ...
―― 吉本興業の反社会的勢力に対する闇営業問題。どうってことない。そもそも契約書がないのだから、吉本や周りがとやかく言う話ではない。大﨑(吉本興業ホールディングス株式会社代表取締役会長・大﨑洋)は、反社の排...
―― 今、中国では空前絶後のアイドルブームが訪れている。日本ではもはや珍しがられることもなくなったアイドル文化も、中国では新鮮な感動をもって熱狂を巻き起こしているという。その実情を追った。
―― 萱野稔人の対談企画、今回のゲストは行動遺伝学、進化教育学、教育心理学、生物学的視点から教育についての研究を行っている安藤寿康氏。「人間にとって教育とは。なぜ人間は教育をするのか」を問う。
―― 中国政府はヒップホップ禁止令を出した――。2018年、そんなニュースが日本でもややセンセーショナルに報じられた。しかしながら近年、同国では『The Rap of China』なる超人気番組が存在し、さ...
―― K-POPや中華圏のスマホアプリ、果てはタピオカミルクティーなど、ここ数年、韓国や中華圏のコンテンツが当たり前のように日本で受け入れられ、しかも活況を呈している。現在に至るまで、日本で中韓エンタメはど...