サイゾーpremium  > インタビュー  > 【出口亜梨沙】『THIS MAN』主演 気鋭の俳優

――“巨乳すぎるレポーター”としてグラビア誌を席巻、俳優としても着実にキャリアを重ねてきた出口の人生の分岐点とは?

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(写真/増永彩子)

NHK朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』(16年)を皮切りに、舞台版の『おそ松さん』でヒロインのトト子を演じるなど俳優としてのキャリアを重ねる一方で、グラビアの世界でも活躍。昨年は3冊目の写真集『Essence』(講談社)も発売した出口亜梨沙。芸能デビューは23歳と遅めのスタートだった。

「大学を半年で中退して、ずっとフリーターをしていたんですが、いつも遊んでいた高校時代の友達が就職し始めて。これはヤバいと思ってなんとなくオーディションを受けて、芸能活動を始めました。その時点で特にやりたいこともなくて、最初に決まったお仕事は大阪ローカルの朝の情報番組のリポーターでした。本当に私はポンコツで、食レポも下手だし、お化け屋敷やアスレチックのロケも怖くて大号泣しながら、ペアを組んでいた女の子に押し付けるようなありさま(笑)。ただテーマパークやプールなどは素で楽しめたので、『出口はご褒美ロケに行かせておけばいいだろう』という空気になりました」

飾らないキャラクターは視聴者からも好評だったが、大阪を拠点に活動していると仕事も限られてしまう。そんなときに、たまたま受けたオーディションに合格して『べっぴんさん』に出演。それをきっかけに俳優という道もあるんだと気づいて上京を決意する。

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