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AmamiyaMaakoの「スタジオはいります」【13】

【SONOMI】平和に音楽を作れる環境作りが大事

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――クリエイティブを学び取れ! 気鋭のDTM女子による音楽道場破り

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(写真/河本悠貴)

[今月のゲスト]

SONOMI(そのみ)
青森県生まれ。KREVAが主宰する〈くレーベル〉の第一弾アーティストとして2005年に「一人じゃないのよ」をリリースし、翌年にはメジャーデビューを飾る。今年約9年ぶりとなる新曲「説明できない」で返り咲き、同郷のレゲエ・アーティストであるSoniaとのコラボ「会いたい」がリリースされたばかり。
Twitter〈@singersonomi
Instagram〈@song_chang

すっかり年の瀬。今回ゲストにお越しいただいたのは、今年9月に約9年ぶりとなる新曲「説明できない」、レゲエ・アーティストのSoniaさんとのコラボ作「会いたい」を11月にリリースしたばかりのSONOMIさんです。自らトラックメイキングもこなすシンガー・ソングライターの先輩からいろいろ学び取らせていただきます!

AmamiyaMaako(以下、A) 新曲、どちらも聴かせていただきました。まず「会いたい」はSoniaさんとの共作ですが、どのような経緯で制作された曲ですか?

SONOMI(以下、S) 私もSoniaも出身が青森で、同じイベントに出演することが増えてきて、彼女の情緒溢れるリリシストぶりと艶っぽくて倍音のある声が好きで、私から「いつか一緒に曲ができたらいいね」と誘ったのがきっかけで実現しました。

A 大切な誰かを失ったことを明確に思い浮かべられる優しい曲だなと感じました。どんな背景があって出来上がった曲なのかなと思っていたんですが、そのような経緯があったんですね。

S テーマはクラブ向けではないんですけど、私たちのルーツはクラブという場所にあって、歌詞は大切な人を失って会いたい気持ちを歌っていますが、トラックはヒップホップ/R&B、アフロビーツ調にしました。

A トラックメイキングはSONOMIさん自身ですもんね。

S ただただ悲観的になるのは違うかなと思い、「悲しいけど踊ろう!」という気持ちを込めました。

A 音楽を始めた頃からトラックメイキングはされていたんですか?

S いえ、本格的に着手したのはこの数年なんです。デビュー前は好きな曲の12インチに収録されているインストをオケにして歌っていたり、デビュー以降も基本はビートメイカーの方が作るトラックで歌ってきました。

A デビューのきっかけはKREVAさんですよね。どのような出会いだったんですか?

S もともと私がファンで、熊井吾郎くんや仲間たちと地元青森でやっていたイベントにKREVAさんに出演いただいたことがあったんです。それからいろいろアドバイスをいただくことも増えて、私自身の目標が高くなっていきました。以降、音楽に関して濃密に話すようになってきて、〈くレーベル〉から「一人じゃないのよ」でデビューさせていただくことになりました。

A KREVAさんにいろいろ鍛えていただいたんですね。……厳しかったですか?

S プロとしての厳しさはたくさんありましたが、根底はとても優しい人ですよ。

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