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第2特集
イートデザイナー・シズリーナ荒井のブタメン大攻略!【後編】

【イートデザイナー・シズリーナ荒井のブタメン大攻略!】ブタメンのヒットには歴史あり

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――人気イートデザイナーが、安価でおいしい「ブタメン」を使ったアレンジレシピに挑戦!

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 発売から60年以上も愛される「おやつ」の定番、おやつカンパニーのベビースターラーメン。今回はその歴史や豆知識を紐解きつつ、ブタメンの今に、迫っていきましょう!

 もともとおやつカンパニーは、前身である松田産業有限会社が製麺製造を1949年に開始し、「中国風広東麺」という商品や学校給食の麺もつくっていました。

 実は商品開発という観点で見れば、インスタントラーメンの元祖と言われている日清食品の「チキンラーメン」(1958年8月25日発売)誕生の翌年、ラーメンのお菓子として、「ベビースターラーメン」が発売されているんです。駄菓子の世界では、前衛的な試みでした。

 ここで面白いのは「ベビースター」が生まれるまでの経緯です。

 50年代、おやつカンパニーでは麺類を天日干しでつくっていました。

 そのときに麺のかけらがこぼれ落ちるのを創業者(故・松田由雄氏)が見て、あのベビースターラーメンが生まれたんです。麺のかけらをアレンジして、おやつとしてスタッフに配ってみると、それがあまりにおいししくて大好評。製造過程で出てくるかけらだけでは足りなくなって、商品化することを決意したんだとか。意外な誕生秘話があるんですね。

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