――不公正や抑圧に立ち向かう女性を描くのみならず、男性性の再考を迫る映画やドラマもある。
【5】勝ち続ける女性の苦しみ
『クイーンズ・ギャンビット』
ドラマ/20年
1950年代、児童養護施設で人並外れたチェスの才能を開花させた少女ベス。やがて男性棋士たちを次々となぎ倒しながら華やかなスターへの道を突き進むが、精神安定剤やアルコールの依存症に苛まれる場面も。
【6】不死身の男たちを統率する女性
『オールド・ガード』
映画/20年
シャーリーズ・セロン演じるアンディをはじめ、不死身の庸兵4人で構成される特殊部隊「オールド・ガード」。誰にも知られずに人類を守り続けてきたが、謎の組織がある陰謀のためにその特殊能力の複製を企む。