――TikTokで33万人のフォロワーを抱えるインフルエンサーは、芸能界をサバイブするため“あざとい”を武器にする!
(写真/黒瀬康之)
「本当は全然あざとくないんですけどね。アンチは来るし、女の子には好かれないです。でも、やっぱり、あざといは武器だと思います」
こう話すのは熊本出身の19歳、荒牧理沙。TikTokで33万人のフォロワーを抱えるいわゆる“インフルエンサー”だ。バズった動画は桁違いの「いいね!」を獲得する。
そんな彼女がSNSと出会ったのは中学2年生の頃。ツイッターに自撮りを載せ始めると、瞬く間にフォロワーが増え、街に出れば声をかけられるようになった。そして、2018年には「女子高生ミスコン」に出場し、九州・沖縄エリア準グランプリに選ばれる。さらに、それまで30社もの芸能事務所や、メディアから声がかかっていたという。