サイゾーpremium  > インタビュー  > 【渋谷龍太】メジャーをクビになったバンドが再契約
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ドラマチックにメジャーの舞台へ舞い戻る!

【渋谷龍太】「世間知らずだった少年たち」が、前代未聞のソニーと再契約を果たす物語

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――SUPER BEAVERが、再び大手レーベルと契約を交わした。インディーズでもがんがん稼ぐミュージシャンが多い中で、なぜ彼らは、再びメジャーの舞台に舞い戻ったのか――?

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(写真/オノツトム)

 今年4月、SUPER BEAVERは9年越しにリベンジの舞台へと戻ってきた。

「僕らは一度メジャーに負けている。でも次は勝ちに行けると思ったんです」

 ボーカルの渋谷龍太はメジャー“再”契約について、そう話した。

 高校時代に先輩後輩で結成されたロックバンド、SUPER BEAVER。結成2年足らずで当時開催されていた10代のアマチュア音楽家を対象とした全国大会「TEEN’S MUSIC FESTIVAL 2005」でオーディエンス大賞を受賞すると、09年にEPIC Records Japan(現 Sony Music子会社)から最初のメジャーデビュー。まさに順風満帆だった。

「振り返ると、当時の僕らは社会経験のないガキ。そんなやつらが努力らしい努力もなくいろんなものを手に入れたものだから、どこかで『世の中って簡単だな』と思っていたのかな」

 ただでさえ自己万能感の強くなりがちな若者。こうも順調に事が運べば、そう思ってしまうのも無理はない。しかし、その鼻っ柱はメジャーの“大人たち”にへし折られることになる。

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