サイゾーpremium  > インタビュー  > 【岩井志麻子】ヒョウ柄衣装の作家と「バカ映画の巨匠」
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ヒョウ柄宇宙人襲来?

【岩井志麻子】芸術家と詐欺師は紙一重――全身ヒョウ柄衣装の作家が語る「バカ映画の巨匠」の魅力

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――『有吉反省会』(日本テレビ系)でもおなじみの「エロくて変なオバちゃん」こと、作家の岩井志麻子が、ヒョウの宇宙人役で「特撮ラブコメディ映画」に出演!?

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(写真/岩澤高雄・The VOICE)

 文筆業に加え、『5時に夢中!』(TOKYO MX)などでコメンテーターやバラエティタレントとしてマルチに活躍している岩井志麻子氏。普段からヒョウ柄ファッションを愛用しているとはいえ、約7年ぶりのサイゾー登場がこんな異様ないでたちなのは、河崎実監督の最新作『メグ・ライオン』に、“パンサー星人”役で出演しているからだ。

「だいたい河崎監督の作品では“パンダ星人”とか、宇宙人みたいな役が多くて。“パンサー星人”も『干支天使チアラット外伝 シャノワールの復讐』(18年)で演じたキャラの流用なんですよ」

“バカ映画”の巨匠としてカルト的人気を誇り、キャスティングの妙で知られる河崎監督だが、一方の岩井氏も役者のオファーは基本より好みしないそうで、ここ5年ほどですっかり“河崎組”の一員となったらしい。

「今回の映画もいつもの河崎監督ですけど、本当に偉いなって思いますよ。やっぱり、何事も継続ってすごいことで、なんだかんだいっても続けられるのは才能と需要があるということですから。しみじみ、ファンよりもマニアをつかんだほうが食いっぱぐれないなと。ファンは気まぐれだけど、マニアはどこまでもついてきてくれるんで。マニアがあまり多いとメジャーになれないという、痛しかゆしな面もあるんですけどね。本当に河崎監督も、どこから金が出てきて誰が撮らせているのか」

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