サイゾーpremium  > 特集  > アダルト  > 海外アダルトライブチャットの現状【1】/【カムガール】との擬似恋愛

――海外では今、18禁のライブチャットが人気を集めている。リアルタイムで性的な欲望を叶えてくれるというのが人気の理由のひとつだが、そのせいで恋愛感情を抱いてしまう視聴者も出ているという。そんな、海外のアダルトライブチャットの最新事情に迫りたい。

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近年はこのようなビデオカメラではなく、ノートパソコンやスマホから配信する者も増えているという。(Photo by Brett Carlsen/Getty Images)

 新型コロナウイルスの影響で人と人の距離が開く中、ライブチャットに注目が集まっている。特に成人向けのライブチャットは、日本では一部のマニア向けサービスという印象がまだまだ強いものの、海外では数年前から「ポルノ産業の中核を担う」といわれるほど市場が巨大化しているという。

 大手のライブチャット配信サイトは月間およそ2億8000万PVを誇り、ライブチャットを配信する「ウェブカムモデル」たちの上位層は、億単位の年収を稼ぎ出す新たなポルノスターとなった。さらには、「アダルトライブチャットで配信すること」を意味する「camming(キャミング)」という言葉までもが生まれ、常用されるに至っている。

 従来のポルノ動画とアダルトライブチャットの最たる違いは、その「インタラクティブ性」にあるといえよう。簡単にいえば、視聴者が「ただ見るだけ」しかできないポルノ動画に対して、ライブチャットは画面の向こうの相手と直接やりとりができるため、自分の欲求をより正確に満たすことができる。さらに、モデルによっては、毎日のようにチャットを開催しているため、頻繁に逢瀬を重ねることで恋愛感情が芽生えることもあるという。

 そこで本稿では、海外で新たな潮流となっている「ウェブカムモデルたちとの疑似恋愛」を通じ、コロナ禍でさらに発展するかもしれない、新たな恋愛の形に迫った。

ロックダウンによって性欲の解消が二極化!

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