――後世に残すべきアダルトグッズが展示されたエロティックで格式高い博物館がここに開館!
(構成/丸山大次郎)
数々の幻想アイテムを展示してきたアダルトグッズ博物館も、本日をもって閉館です。最終日を飾るのは、新進気鋭のアバンギャルド集団によるキャンドルアート。リーダーの植野氏を筆頭に、おたけ氏とアントニー氏の3人が、キャンドルの明かりで宵闇を照らしていますが、なにやら炎の揺らめきが奇妙なような……。それでは、心もカラダも激震のラストアイテムをご覧ください。
――最終回のアイテムは、最高のクンニを提供する「ベロバイブ」です。
アントニー なんというか、造形がリアルすぎませんか?
植野 最終回の寂しさを、一瞬で忘れてもうた……。
おたけ この質感というか、弾力感が「舌」そのものだよな。
アントニー 表面のイボイボがザラザラしていて、それもまた「舌」そのものですね。
植野 スイッチを入れたときの動きもローターのような振動じゃなくて、きちんとペロペロと舐めているようになるのもスゴイやんか。
――個人的には、イジリー岡田さんの“高速ベロ”を思い出しました。
おたけ 確かに。それほど動きがリアルということだな。電マだと強すぎて痛いという女の子も多いけど、これならちょうどイイ感じ。
アントニー しかも、動きのパターンが12種類もあるみたいですよ。
植野 いろんなタイプの舐め方を試してみたくなりそうやんか。というか、おたけさんはさっきからずっとベロバイブを手のひらに当てたままですけど、そんなに気に入ったんですか?