――中田敦彦以外にも人気を集めている教育系YouTuberは存在し、代表的なのがこのあたりである。支持される秘訣を探るべく、それぞれのチャンネルの特徴をざっと見ていこう。
【1】穴埋め問題を想定したホワイトボード
葉一
[チャンネル名]「とある男が授業してみた」
[チャンネル登録者数]約84万人
[教科]数学、理科、英語、社会など
元人気塾講師で、書籍も出版している葉一は、小中高校生向け(主に高校受験生)向けに数学、理科、英語、社会の講義や勉強法、受験の心構えに関する動画を配信。穴埋め問題を想定した文章を板書したホワイトボードを映し、語りながら単語を埋めていく。教科書準拠のわかりやすい講義で人気に。
【2】ホリエモンも注目する!
ヨビノリたくみ
[チャンネル名]予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」
[チャンネル登録者数]約36万人
[教科]物理、数学など
元予備校講師のヨビノリたくみは、物理と数学、一部に化学と生物の解説動画を配信。文系でもわかる「中学数学からはじめる微分積分」「中学数学からはじめる相対性理論」の動画がバズり、書籍化。また、AI人材が学ぶべき大学数学をわかりやすく解説し、ホリエモンなど著名人からも注目される。
【3】年号を極力使わない世界史
ムンディ先生