――『スター・ウォーズ』やデヴィッド・ボウイとのコラボ作品で知られ、“現代の浮世絵師”とも呼ばれる石川真澄。そして、アートイベント『超くっきーランド』の大ヒットや『Artexpo New York』への出展も話題になった野性爆弾のくっきー!。日本のアート界の極北から世界に向けて独自の世界観を発信する2人の対談の行方は?
(写真/河野優太)
『スター・ウォーズ』やデヴィッド・ボウイなど、西洋カルチャーを浮世絵に落とし込んだ作品で注目を集める新進気鋭の画家・石川真澄と、『Artexpo New York』への出展も話題になった野性爆弾のくっきー!(以下、くっきー)。まったく作風の異なる2人による異色対談が実現した。海外と国内のアート事情の違いや、「アーティスト」というカテゴライズのむず痒さについて話は弾み……。
――お2人はお互いの作品はご存じでしたか?
くっきー もちろん、『スター・ウォーズ』【1】のコラボは知ってましたよ。
石川真澄(以下、石川) 僕はくっきーさんは、かなりの頻度でテレビで拝見してます(笑)。
くっきー (石川の作品を見ながら)あれ、『コブラ』(KADOKAWA/寺沢武一)もやってはりますね。これはガチですか? それとも勝手に描いてはるやつ?
石川 一応、オファーをもらって描いてます。
くっきー マジッすか! これ版画ですの?