サイゾーpremium  > 特集  > アダルト  > エロAIの舞台は中国へ【2】/最先端の【AIモザイク除去】に驚愕

――AIによる映像技術は本物そっくりの映像をつくり出すことだけにとどまらない。最近では、アプリで手軽に、モザイクも除去できつつあるようだ……。

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『ラジオライフ2019年12月号』(三才ブックス)

 80~90年代にかけて、青年誌やエロ本に載っていた「モザイク除去機」の広告に心躍らせた男性諸氏も多いだろう。だが、3万~5万円と当時のティーンにはやすやすと手の出ない値付けで諦めざるを得なかった記憶がある。加えて、当時はやった裏モノ系雑誌の検証記事の実験で、単にモザイク処理された箇所がボンヤリするだけで「モザイク除去」とはほど遠いシロモノだったことが知れ渡り、童貞が性の誇大広告の恐ろしさを学ぶスタディケースとして語り継がれてきた。

 あれから30余年――あの頃、少年だったオッサンたちの夢がついにかなう時代がやってきた。AIがモザイク処理された画像を解析し「復元」することが可能になったのだ。しかも開発したのはグーグル。2017年に一報が報じられるや否や、世界中のスケベ男子が歓喜。以降も同様のツールが出現した。

「モザイク除去はディープニューラルネットワークという機械学習法の画像再現を利用したもので、2次元界隈で開発された『DeePCreamPy』というツールが有名です。これを使うと二次元イラストではほぼモザイク除去が可能です。ポルノ映像に関しても、そこそこ再現してくれます」

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