――飽きやすい視聴者に向けて、散りばめられる刺激的なエロシーン。実際にNetflixの人気ドラマは、どれほどエロシーンに依存しているのか。1シーズンの中のエロシーンを本誌が独断で勝手に算出。大人気の良作でさえも、エロには頼らざるを得ないのか!?
●AVサンプルばりの尺
『ナルコス』
[エロ依存度]
50%
(シーズン1/総エロ時間:10分53秒)
コロンビアでアメリカ合衆国に麻薬を供給するシンジケートと、アメリカから派遣された麻薬取締捜査官たちの戦いを、実話に基づいて描いた作品。毎話のように男女が肌を露出し、濃厚なキスシーンも登場するが、シーズン1でもっともエロ依存していたのが第2話。なんと2分40秒にもわたりセックスシーンが描かれていた。ちょっとしたAVのサンプルと同じくらいの長さのエロシーンが、ストーリーに組み込まれていることに驚愕した。これ以外でも、不必要なまでにセクシーな衣装の女性が頻繁に登場したり、男性もマッチョ全開でムキムキな姿のまま、半裸をさらしていることも。
●お風呂大好きな主人公♪
『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』
[エロ依存度]
50%
(シーズン1/総エロ時間:13分4秒)
女子刑務所を舞台として、最終のシーズン7まで公開された大人気作だが、シーズン1の冒頭ではいきなり、主人公の入浴史の回想からはじまるぶっとびよう。主人公はしずかちゃん((C)「ドラえもん」)ばりにお風呂好きという設定で、少女時代から刑務所に収監された今に至るまでのシャワーシーンが、1分40秒近くおっぱい丸出しの状態で続く。その後も濃厚なベッドシーンなど、スタートからエロで目を引こうとする演出がハッキリと感じられた。設定上レズシーンが多いのも特徴的で、限られた舞台の中でも、なんとかエロを入れようという意気込みが感じられる。