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『西国分寺哀の「大丈夫?マイ・フレンド」』【51】

本当にちゃんともてなせるのか?――なんとなく、『クリステル』

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『滝川クリステル』

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『きものSalon2018春夏号 (家庭画報特選)』(世界文化社)

8月7日、フリーアナウンサーの滝川クリステルが、自民党の小泉進次郎衆議院議員との結婚を発表。現在妊娠中で、年明けには出産する予定。さすがにこのタイミングで「“滝クリ”って、響きがなんかエロいよね」などと言いだす奴はいなかった。

 先日、家の近所を散歩中、とある飲み屋の看板が目に入った。

「熟女BAR~O・MO・TE・NA・SHI~」

 飲み屋であり、熟女ともなれば、いちいち宣言しなくても「もてなしてほしい」と思うが、それ以上に東京オリンピック招致を決めた滝川クリステルの「お・も・て・な・し」という歴史的なフレーズをこんな場末の飲み屋が軽々しく使っていいのか? という思いが湧いた。そろそろ商標登録とかすべきではないだろうか。余談だが、ウチの近所には「ヨルナンデス!」「スッキリ!!」といったキャバクラやスナックもあり、“街自体が日テレ系”みたいなことになっている。

 そんなことはともかく、この「お・も・て・な・し」というフレーズ、一時期は滝クリから離れ一発ギャグみたいな扱いで独り歩きしていたところがあった。だが、いよいよ東京オリンピック開催が来年に迫り、また滝クリと自民党・小泉進次郎議員との結婚&妊娠発表が「おもてなし婚」と命名されたこともあって、再びセットで受け取られるようになってきた。

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