――第4回『高校生ラップ選手権』にて準優勝を獲得した新世代のラッパー、DK。現在24歳の彼は、大阪を拠点に精力的に音楽活動を行うかたわら、体を鍛え上げるワークアウトにも余念がない。そんなラップと筋肉でその名を轟かすDKに、鍛え抜かれた肉体美を披露してもらった。
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(写真/岩澤高雄)
今や若年層に定着した感のあるフリースタイル・ムーブメントの口火を切った『高校生RAP選手権』。その第4回大会にて準優勝を手にしたのがラッパーのDKだ。着衣の上からではわかりづらかったが、吐かれるライムと共に見え隠れしていたマッスルに目を奪われた者も多かったはず。近年、日本語ラップシーンでは、般若をはじめ、AK-69やSHINGO☆西成、Young Hastleなど、長時間のライブを高水準のパフォーマンスでこなすため、自らの肉体を鍛え上げるラッパーが増加している。そんな次世代のラッパーとして活動する肉体改造MC・DKにヒップホップと筋肉美のグラビアをオファー。快諾した彼は、まっすぐな瞳でマッスルと共に語り出した。
「小学生の頃からKREVAさんが大好きで、僕が中3くらいのときに『俺に憧れてステージに呼んでくれるキッズを待っている』ってMCをしたことがあったんです。それを『これは僕に言っているんだ』と思いラップを始めました」
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(写真/岩澤高雄)
それからほどなくして、彼は前述の通り、準優勝という栄冠を手にする。街を歩いているだけで声をかけられたり、彼に影響されてラップを始めたという年下の子もいたという。また、当初から「ラップができたらいいな」という感覚ではなく、「曲を作るため」にラップを始めたと話す。それと同時に火がついたのが、「体を鍛え上げる」ことだ。