サイゾーpremium  > インタビュー  > 【FNCY】ヒップホップのニュー・クラシック
インタビュー
ヒップホップ愛を解放する鬼ヒップホップ・グループ

【FNCY】意義あるコラボを経て、奇跡的に誕生した鬼ヒップホップ集団

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――昨年のデビュー時から、本誌がずっと気にかけてきたZEN-LA-ROCK/G.RINA/鎮座DOPENESSの3人から成るヒップホップ・グループを、ついに捕獲。

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(写真/有高唯之)

 それぞれが10年以上のキャリアを誇る、ZEN-LA-ROCK、G.RINA、鎮座DOPENESSという才能溢れまくる3人が結成したグループ〈FNCY〉(ファンシー)。彼らが初めて3人で曲を作ったのが、2017年発売のZEN-LA-ROCKのアルバム『HEAVEN』に収録された「SEVENTH HEAVEN」だった。

Z 「その曲を出してから『イベントに3人で出ませんか?』ってオファーを結構もらったんです。向かう道中も楽しくて、互いに気を遣うこともなくフィーリングも合う。だったら3人で何かやってみようって流れになったんです」

「自分の中の音楽体験の引き出しの開けづらい部分を、『鎮くん、これできるよね? やってみなよ』って引き出してくれるんですよね。『SEVENTH HEAVEN』で僕のオートチューン童貞を捨てさせてくれたりして、この2人に促されると、なんかできちゃうんですよね」

 直感に導かれるように、彼らはFNCYとしての活動をスタート。昨年7月には第一弾シングルとして「AOI夜」を発表。台湾で撮影を行った、90年代を想起させるカラオケビデオ風のミュージックビデオも大きな話題となった。

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