――日本の未来を支える異端のプリンセス・佳子様の生態を読み解きます
3月に佳子様が国際基督教大学をご卒業になられた際の、ガウンと角帽からほとばしるアカデミックオーラに目を奪われました。インナーには高貴なパープル系のワンピースをお召しになっていたのでしょうか……最近悩ましい雰囲気の秋篠宮家でもっともポジティブなエネルギーを発していらっしゃいます。
報道陣に向かって可憐で美しい声で「充実した学生生活を送ることができ、感謝しています」と笑顔でおっしゃった佳子様。その声のトーンで、宮内庁から発表された「佳子内親王殿下の国際基督教大学ご卒業に際しての文書回答」を脳内再生すると、佳子様の違った一面が垣間見られ、ギャップにドキッとします。
ICUでメディアリテラシーをしっかり学ばれた成果が伝わってきます。そして短期留学された経験から自己主張できる大人の女性になられたようです。例えば結婚や理想の男性についての質問には、「相手がいるかについてですが、このような事柄に関する質問は、今後も含めお答えするつもりはございません」ときっぱり答えられ、今後の質問もシャットアウトされました。メディアをコントロールされる術を身につけられている佳子様。今の時代、女性皇族に毎回結婚や交際について聞くのはいかがなものかという風潮もあり、世論も味方につけられたのでしょう。かつて紀宮様が同様のことを聞かれたとき、うろ覚えですが「そういうことはあったかもしれませんし、なかったかもしれません」とかわされたという記憶があります。佳子様のきっぱりした態度は対照的で、M心をくすぐるものがありました。