『長濱ねる1st写真集 ここから』(講談社)
おそらく、“あの時”のアドバイスが決断を後押しだのだろう。
欅坂46の人気メンバー・長濱ねるが、突如としてグループ卒業を発表。ファンに激震が走ったが、その予兆は、すでに番組で見られていたという。
「長濱は、1月20日放送の『欅って、書けない?』(テレビ東京系)の新成人企画に参加。そこでニューハーフバーを訪れていた長濱は、『“やりたいこと”と“やった方がいいこと”どっちを優先したらいい?』と質問。それに対して、バーのママは『やりたいことよ』と即答し、『無難な道を歩きたくてこんな仕事してんの?』『一生懸命働ける期間なんて短いわよ』との助言を与えていました。この言葉に長濱は涙を流していましたが、アイドルらしからぬ欅坂のカラー、平手友梨奈の1強という扱い、本意はない水着写真集などに疑問を感じていたのかもしれません」(アイドル誌編集者)
“やった方がいいこと”とは、もちろんこれまで通りの欅坂の活動という意味だろう。そして、“やりたいこと”についてのヒントも過去の発言から読み取れるという。
「長濱は卒業後については“未定”だとしていますが、おそらく芸能活動は続けると思われます。彼女は昨年11月に出演ドラマ『かんざらしに恋して』(NHK)がクランクアップした際に、『演技のお仕事がすごく楽しい』『もっともっと挑戦したい』『もう一度お仕事でお会いできるように頑張っていきます』と語っていますから、このとき女優業への憧れを強くしたのではないでしょうか?」(同)
長濱は最新曲「黒い羊」を最後に卒業となるが、同曲のMVでの登場シーンは、センターの平手友梨奈が約240秒だったのに対し、長濱は5秒のみ。「もっと見たかった」というファンの声に、女優転身で答えてほしいものだ。