『ビートたけしのオンナ論』(サイゾー)
もはや毎年恒例になった元旦付の各スポーツ紙のスクープだが、主な各紙のスクープは以下の通りだった。
●スポーツニッポン
・ビートたけしが夫人と離婚調停中
・ナイナイ・岡村が一般女性と真剣交際
●日刊スポーツ
・サバンナ・高橋茂雄とPerfume・あ~ちゃんが破局
●スポーツ報知
・テレ朝・宇賀アナが退社でオスカープロ入り
・猪瀬直樹元東京都知事と女優・蜷川有紀が昨年末に結婚
●サンケイスポーツ
・女優・大和田美帆が離婚しシングルマザーに
●デイリースポーツ
・純烈・白川裕二郎が10年前に結婚
ネームバリュー的には、たけしの離婚調停が最もビッグなスクープだったはず。しかし、3日付の他紙に対したけしの関係者は「調停うんぬんということはまったくありません」と否定。さらに、同日付のスポニチは「たけしさんが調停を申し立てた事実はありませんでした。おわびして訂正します」と訂正記事を出してしまった。
話題性でいえば、昨年大みそかの『NHK紅白歌合戦』を盛り上げた純烈の白川の記事。各スポーツ紙によると、元日のイベントで白川は「結婚してました。10年前ではなく8年前です」とファンに報告したというのだ。
各紙が総力を結集してのスクープに違いないが、以前に比べるとネタとしての大きさはかなり寂しい限りになってしまった。
「各紙は年末にかけてネタを集めていますが、女性誌や週刊誌のように金をかけられるわけでもなく、ある程度、忖度しなければいけないので、そう簡単に大きなネタは集まりません。正直、スクープを出しても掲載が売れるわけでもなく、もはやスクープを出すのは他紙へのアピール。各紙がYahoo!に記事を配信して、その収益をあてにしているのが現状。スクープ1本出すよりも。Yahoo!で思いっきりアクセスを取れる記事を書いた方が会社への貢献度が高いんです」(ベテラン芸能記者)
とはいえ、元旦の1面といえばスポーツ紙の華。来年の元旦号での大スクープに期待したい。