『人生ほの字組』(LDH)
NAOTOさんの体は「機能美」という言葉が一番しっくりきます。もちろん見た目的にも綺麗ですが、ダンスで作られたダンス専用の体という感じがします。
――先生は肉体オタクである一方、ダンスを見るのもお好きなんですよね?
バレエを見るのが好きで、ダンサーの体に惹かれるんです。例えばボディービルダーの方のように肩や胸筋、上腕二頭筋を鍛えて大きくしていくと、人間の体はどうしても前かがみになります。ヒップホップは前にかがんで下から突き上げるようにリズムを取るのでいいんですが、ジャズやバレエのように姿勢を真っ直ぐにして踊るダンスには向かないんですね。このように、ひとえにダンスといってもジャンルごとに「姿勢」が違うわけです。
それでいうとNAOTOさんの肉体は筋肉をつけすぎることもなく、どんなダンスのジャンルにも対応できる体になっている。彼のダンスを見ているとやっぱり、ジャンルごとに姿勢を切り替えて踊っている印象を受けます。正直、この「切り替え」というのは凡庸なダンサーにはできない。NAOTOさんは切り替えが上手ですし、ダンスのジャンルごとに見られ方が違うことを感覚的にわかってるんだろうなと思います。体にそれが現れている。
――体を見るだけで、そんなことまで分かっちゃうんですね。素人目には「腹筋バッキバキで格好いいな〜」ってことしか分からないです。
もちろん、腹筋も格好いいです。腹筋のブロック=腹直筋の数って生まれ持って決まってるんですよ。だから腹筋が割れると6パックになる人もいれば、8パックになる人もいて、まちまちですし、腹直筋の大きさも人によってバラバラです。NAOTOさんは6パックですけど、6つの腹直筋の大きさがだいたい均等で非常に綺麗。白線と呼ばれるタテの線も深くて魅力的です。
あと、僧帽筋が膨らんでいるおかげで首から肩にかけてのラインも綺麗ですね〜。僧帽筋がこれだけ膨らんでると、正面から見ても背中の筋肉が美しいことも分かりますし。あ!NAOTOさん乳首の横にホクロがありますね!副乳みたいに見える。個性的で素敵です。
――NAOTOさんはダンサーとして見ても、肉体的に見ても個性が際立つ存在ということですね。ではお次は、同じく三代目J Soul Brothersのボーカル・今市隆二さんですね。
神様が折った折り鶴のような美しさ 今市隆二