『指原莉乃1stフォトブック『さしこ』 (講談社 MOOK)』(講談社)
また『NHK紅白歌合戦』がジャックされてしまうのか?
12月15日、AKB48グループの絶対女王・指原莉乃が、都内で行われたHKT48の単独公演で、AKBグループを卒業することをサプライズ発表した。
来年4月28日に横浜スタジアムで卒業公演を行い、5月28日に地元・福岡で感謝祭イベントに出席するという。
「15日深夜に生放送されたNHK『シブヤノオト』に、『紅白』制作統括の渋谷義人チーフプロデューサーが出演。AKB48が『恋するフォーチュンクッキー』を歌うことが発表されました。同局は2013年にリリースされた指原のセンター曲。今でもAKBの代表曲として、お茶の間認知度は断トツです。『紅白』もAKBも、今年は話題性が乏しかったため、双方にとって“指原卒業”の話題性は、まさにウィンウィン。山本彩の卒業が11月4日と『紅白』に全く絡めない中途半端なタイミングだったのは、指原の卒業企画が進行していたからでしょう。一方、今年の総選挙で悲願の1位となった松井珠理奈は、まったく目立てずに終わりそうです」(芸能記者)
今年の『紅白』といえば、最大の目玉となるのが演歌の大御所・北島三郎の復活出演だ。13年の“50回出場”を区切りとして『紅白』を卒業した北島だが、「平成最後の紅白」という記念の年ということで、NHKがラブコール。特別出演で「まつり」を歌うことが決まっている。しかし、その北島とAKB48には”あの因縁“がある。
「北島の紅白卒業となった年、当時AKB48の大島優子がステージでグループ卒業を発表。話題を独占し、北島の影が薄れてしまった。これには視聴者や業界内から批判が噴出。北島も『昔なら(私事を紅白で発表することは)考えられなかった。おかしいといえばおかしい』と、納得がいかない様子でした。大島と違い、指原は事前発表ではありますが、紅白復活のインパクトがまたしてもかき消されれば、北島が激怒する可能性もありそうです」(音楽関係者)
指原か北島か、今年の『紅白』の主役は果たしてどちらになるのか!?