サイゾーpremium  > 特集  > IT  > インターネットの自由は死んだのか?【2】/アメリカを動かす【リバタリアン】たち
第1特集
インターネットの自由は死んだのか?【2】

仮想通貨は最後の光か?――アメリカを動かすリバタリアンたち

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――リバタリアンたちは、革新的なサービスを生み出してきた。ここでは若手から大御所まで、リバタリアンたちのその後を紹介しよう。
(各写真/「Wikipedia」より)

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【1】ザッカーバーグの敵として有名
ウィンクルボス兄弟
『ジェミニ』

15年に開設された仮想通貨取引所。9月には米ドルに裏付けされたトークン「ステーブルコイン」もローンチした。映画『ソーシャル・ネットワーク』では、ザッカーバーグの敵役として描かれていたウィンクルボス兄弟。フェイスブックのアイデアを盗まれたとしてザッカーバーグを訴え6500万ドルをもぎ取った彼らは、その資金を使い、仮想通貨取引所を開設。世界第4位の仮想通貨長者になった。映画では敵役として描かれていたが、次の時代は拝金主義者の彼らが制するかもしれない!?

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【2】リバタリアンなのにトランプ支持
ピーター・ティール
『ペイパル』

98年にサービス開始したオンライン決済サービスの先駆け。創業にかかわったメンバーはペイパルマフィアと呼ばれシリコンバレーでも影響力大。ペイパルの創業者であるピーター・ティールは、生粋のリバタリアンとして知られる投資家。しかし、自由を推進する思想を持ちながらも、一国主義を推し進めるトランプ大統領を支持し、応援演説にも登壇した際にはシリコンバレー中から非難の声が上がった。当選後は大統領顧問として、シリコンバレーのリバタリアンたちとホワイトハウスをつなぐ活躍を見せている。

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