『石原さとみ写真集『encourage』』(宝島社)
今期ナンバーワンヒットとなった綾瀬はるか主演のドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)は、9月18日に放送された最終回で平均視聴率19.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、有終の美を飾った。
一方、同じホリプロの“ライバル”石原さとみが主演したドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)の全話平均は9.5%と、1ケタ止まり。ネット上では以前より「綾瀬と石原は、どっちが格上か?」論争が頻発していたが、今回の直接対決は綾瀬の勝利で終止符が打たれた形だ。
「石原は12日に行われた打ち上げで、途中号泣しながら約10分もスピーチ。『勝てなかった』『悔しい』『全責任は私です』『ご迷惑をおかけしました』といった敗戦の弁ばかりを口にしたことで、場の空気は“惨敗ムード”になったといいます。綾瀬はNHK大河ドラマ『八重の桜』で主演を務めていることから、連ドラのギャラは1本200万円で、石原よりも数十万円高い。業界も、綾瀬のほうが“格上”と見ているということでしょう」(芸能記者)
しかし、そんな石原が綾瀬に“圧勝”している分野があるという。出版関係者が明かす。
「写真集ですよ。昨年9月に石原が出版した『encourage』(宝島社)は出版不況のご時世にあって、ヌーディーな要素もないのに15万部の大ヒットとなりました。アイドルではなく女優でこの数字は、快挙というほかない。一方の綾瀬は、2015年に10年ぶりの水着カットも収録された『SEA STORIES Haruka Ayase』(同)を発売しましたが、発売初週の売上が約4,000部と振るわなかった。水着姿を見せたことで、意外にもファンからは『女優として好調なのに安っぽくなるから、やめてほしい』との声が上がったものでした」
そんな綾瀬は、9月14日に15~18年の歩みを記録した『Document 2015-2018 綾瀬はるかフォトブック』(KADOKAWA)をリリース。ドラマの勢いをかって出版物でも石原超えを果たせば、文字通り「完全勝利」となるが、果たして。