『岡田結実1st写真集「きゅーじゅーはちぱーせんとのゆい」 (TOKYO NEWS MOOK)』(東京ニュース通信社)
久しぶりにテレビに登場した姿を、ファンは感慨深く見守っていたようだ。
9月2日放送の『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)に、元モーニング娘。の後藤真希が登場。松浦亜弥との一触即発エピソードや、地元・江戸川区愛を語るなど、盛りだくさんの内容となった。
「後藤はこれまで松浦が自分に対して露骨に目線を逸らすことなどが不快だったそうで、中野サンプラザの楽屋で直接、『アンタのこと嫌いなんだけど』とぶちまけた。すると、松浦も『私も嫌い』と応戦し、お互いが嫌いなところをディスり合う状況に。しかし、『でも仕事については認めてる』という話をしたら、逆に仲良くなったそうで、少年漫画のような話となっていました(笑)」(テレビ誌ライター)
しかし、続くトークではある女性タレントの“無神経”な一言に、お茶の間に緊張感が走る場面があったという。芸能記者が言う。
「後藤は自分の履歴を語っていく中で、17歳で3階建て8LDKの家を買ったという話を披露。家族みんなで住めるようにという理由に、横にいた岡田結実が『家族はうれしかったでしょうね』とコメントしたのです。後藤は『そうですね』と笑っていましたが、この発言がネット上をざわつかせました」
後藤といえば1999年のシングル「LOVEマシーン」で鮮烈なデビューを果たしたが、その不幸な生い立ちは応援のファンには有名である。
11歳の時に父親はロッククライミング中に事故死。元EE JUMPのメンバーとして活躍していた弟・祐樹は07年に窃盗容疑で逮捕。そして後藤が購入したまさにその家から、母親が転落死している。
「後藤の母親が亡くなったのは岡田が9歳の時ですから、彼女はその事実自体を知らなかったのかもしれません。しかし、岡田といえば父親のますだおかだ・岡田圭右の離婚をネタにしており、その彼女が後藤の家族に触れたことを不快に感じた人が少なからずいたようです。実際、後藤の履歴は17歳の後は30歳の出産話まで23年間もワープしていますから、この話は当然NG事項だったはず。ともあれ、波乱万丈すぎる後藤の半生をバラエティ番組にできるくらいには時が過ぎたと思うと感慨深かったですね。父や母、弟のことも特段触れずに写真で思い出を語る姿に痛々しさがなく、後藤がナチュラルな雰囲気だったのもよかった」(同)
普通の人の10倍くらいの濃さで生きてきた後藤。今後は夫や子どもたちと穏やかに暮らしてほしいものだ。