『連続テレビ小説 半分、青い。 Part1 (NHKドラマ・ガイド)』(NHK出版)
良くも悪くも、これほど脚本家が話題になったNHK朝ドラはなかったのではないか?
7月28日に放送された永野芽郁主演のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』第102話の平均視聴率が22.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。今回は永野演じる主人公が第1子女児を出産し、視聴者の注目を集めたようだ。
ドラマもさることながら、同作では脚本家・北川悦吏子氏のTwitterも話題となっている。
「北川氏は脚本や演出の経緯、キャラクターに対する心情をたびたびTwitterで明かしており、視聴者もそれを物語の“外伝”のような感覚で楽しんでいる。Twitterの新たな利用法として、業界関係者からも称賛されています」(テレビ誌ライター)
しかし、作品への思い入れが強すぎるあまり、北川氏がTwitterで暴走することもしばしば。
「事前に“神回”だと予告していた佐藤健演じる幼馴染が永野演じるヒロインにプロポーズした回では、NHK『あさイチ』でMCを務める博多華丸の“朝ドラ受け”が気に入らなかったのか、Twitterで猛反論。また、西日本の豪雨災害で“朝ドラ受け”が控えられた際にも苦言を呈したり、佐藤が出演している民放ドラマについて『見ない』と宣言したり、そのたびに炎上騒ぎとなっています」(同)
そして、Twitterのみならず、今度はドラマの本編でも炎上騒ぎとなっているという。
「永野演じる鈴愛が破水し、病院に運ばれたのが12月23日だったのですが、彼女は翌日のクリスマスイブに産みたいから、と家に帰ると言い出すのです。その12月24日は北川氏の誕生日で、また鈴愛の娘は花野(かの)と命名されたのですが、北川氏の娘の名前が埜々香(ののか)と似ていることで、視聴者からは『興ざめ』『ドラマを私物化している』と厳しい意見が飛び交っています」(同)
先日、同ドラマの脚本を脱稿したことを明かした北川氏。視聴者は最終回まで振り回されることになりそうだが……。