視聴者の理解は得られるのだろうか。
未成年女性との飲酒およびイッキ飲み強要騒動で、6月7日からタレント活動を自粛しているNEWSの小山慶一郎が、なんと6月30日放送の音楽番組『ミュージックフェア』(フジテレビ系)に出演する見込みだという。
「関係者の間では27日放送の『テレ東音楽祭2018』(テレビ東京系)での復帰が有力視されていましたが、これは生放送ということで見送られた。30日に放送される『ミュージックフェア』は、7日に飲酒強要が報じられるよりも前に収録されたもので、一部報道によれば、彼はNEWSのメンバーとして“しれっと”登場するようです」(芸能ライター)
キャスターとして出演していた『news every.』(日本テレビ系)とは違い、いちアイドルとしての歌番組出演とはいえ、わずか3週間半でのテレビ復帰には首を傾げる人も多いようだ。
ネット掲示板などは「はえーよ」「ちょっとした休暇やん」「ただの早めの夏休み」といった声であふれ、非難の嵐が吹き荒れている。そんな状況に、広告代理店関係者はこう危惧する。
「1964年に放送がスタートした『ミュージックフェア』は、日本の民放でレギュラー放送されている全ての音楽番組の中でも最長寿番組です。正式名は『シオノギ・ミュージックフェア』で、放送開始以来、塩野義製薬の一社提供番組であり、冠スポンサー番組でもあります。かつて、矢口真里が不倫騒動後に日清食品のカップヌードルのCMに出演した際には、視聴者からのクレームが殺到し、わずか10日間で降板する事態となりました。50年以上続く由緒正しき番組ということに加えて、一社提供。クレームの矛先が明確な分、同社にはかなりの苦情や抗議電話が殺到することになるかもしれません」
テレビで小山の姿を見て頭痛がしてきた人も、クレームを入れるよりまず「痛くなったら、すぐセデス」で対処すべし?