話題性に欠ける若手女優の憂鬱
芸能界では若手女優なる肩書があり、彼女たちの一挙一動は多くのメディアで取り上げられてきた。だが、ここに来て、若手女優らの活躍が芳しくないという。決して実力がないわけでもなく、なぜか話題性が低いことに、芸能界のみならず、映画関係者やドラマ関係者のお歴々も頭を悩ませているというが……。
若手女優ナンバーワンとされる波瑠。
現在、芸能界では“若手女優”の世代交代が問題視されているという。
「最近、芸能マスコミが取り上げる記事は、不倫絡みのネタをはじめ、熟女タレントや30代中堅女優の話題ばかりで、20代を中心とした若手女優の記事が減ってきた。確かに熱愛はそこそこ出るが、反響があるのは、彼女らが出演するドラマの低視聴率ぶりをくさす記事くらい。芸能プロからしてみれば、売り出し中の商品をスキャンダルで潰されないという点ではありがたい反面、そもそも今の若い女優たちには、商品価値や話題性すらないのかと思えてしまう」
スポーツ紙芸能デスクがこう語るように、かつての芸能面では多くのスペースが割かれていた若手女優関連の記事がめっきりと減っている印象だ。
「桐谷美玲と三浦翔平の熱愛&結婚報道があったけど、芸能界が思うほどには盛り上がらなかった。桐谷といえば、フジ月9をはじめ、数多くのドラマや映画、CMなどに出演し、報道番組でキャスターも務めるなど、当代きっての人気若手女優だったはず。一昔前ならば大きな話題になったのでしょうが……。こうした状況は、剛力彩芽のゾゾタウン前澤友作社長との熱愛、前田敦子の勝地涼との交際スクープも同様で、話題性がないゆえ、後追い報道も少なくなっている」(同)
さりとて、ほんの5年前までは、若手女優絡みのネタもそれなりに需要はあったとか。