『ウドウロク』(新潮社)
3月末にNHKを退局した有働由美子が、5月29日放送の『マツコ、昨日死んだってよ。』(テレビ東京系)にナレーターとして民放初登場するという。さらには、6月2日に日本テレビ系で放送される『開局65年記念番組 日本テレビ+ルーヴル美術館「その顔が見たい!」』で民放初出演を飾ることが明らかになった。
「当初、日テレのスタッフは有働がNHK的な無難な立ち回りしかできないと思っていたようですが、フランスロケでは予想以上の面白トークを披露したことに驚いたそうです。しかも、シャンゼリゼ通りを歩きながら街頭リポートをしていた最中に、すぐ横で自動車追突事故が発生。追突した運転手は車を乗り捨てて逃亡し、警察官がそれを追いかけているのを見た有働は、犯人を追跡しながら必死のリポートを開始。ジャーナリスト魂を見せていました。民放初ロケでこんなハプニングに遭遇するとは“持って”ますね」(テレビ関係者)
フリーになった有働には各局からオファーが殺到。中でも喉から手が出るほど彼女の出演を熱望していたのがフジテレビだったという。
「一部報道では、フジは2億円を用意して報道番組のMC起用に前のめりになっていたといいます。“民放初出演”についても、さまざまな企画を提案していたが、事務所にけんもほろろに断られた。民放初出演の視聴率は、その後の商品価値に大きく響きますから、今やあらゆる番組が爆死しているフジには任せられないと判断したようです。逆に日テレは10月と12月に予定していた池上彰の特番をやめて、有働特番に切り替えることも検討中だと聞きます」(同)
フジといえば、上戸彩も爆死を恐れて7月スタートの月9ドラマ主演を降りたとの報道も出ている。“賢明な選択”で有働の価値は高騰しそうだ。