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第1特集
モノ・グッズ雑誌が書かないカメラレビュー

飯やネコを撮るだけがカメラじゃない!――UFO&心霊写真はコレで激写! モノ雑誌ドン引きのカメラ批評

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――よくモノ・グッズ雑誌では「ご飯を撮るならこのカメラ」や「夜景を撮るならこのカメラ」など、シーン別にカメラの機能を分析する記事が多いが、カメラの使い道はそれだけじゃない! そこで、7つのシチュエーション別にサイゾーが考える、最適なカメラをレビューしていく!

飯やネコを撮るだけがカメラじゃない!――UFO&心霊写真はコレで激写! モノ雑誌ドン引きのカメラ批評の画像1
『カメラはじめます!』(サンクチュアリ出版)

 スマホでの撮影が当たり前になった今でも、モノ・グッズ雑誌では「ビギナーでもインスタ映えする写真が撮れるカメラ」など、たびたびカメラの特集が組まれているが、よく考えてほしい。ネコやら飯を撮るためにカメラを購入したところで、その趣味は長く続くだろうか? それよりも、特殊な状況を撮ったほうが楽しいはず。

 そこで、サイゾーが考えたシチュエーションごとに、それぞれのシーンで最適なカメラを、下段の図説も参考にしてもらいながら批評していこう。

 まずは、写真週刊誌や実話誌のカメラマンが、ハリコミで使うカメラ【1】はどのようなものなのか?

「当然、ニコンやキヤノンの一眼レフですよね。直撃取材の際は、相手に怒られても撮り続けなければならないので、頑丈さが大事です。車や建物からターゲットの姿を狙う場合は200~400ミリの望遠レンズも持っていきます」

 そう語るのは、カメラマンの有田ハンタ氏。彼らが使うニコンの一眼レフなどは高画素ながら、高感度撮影でもノイズはほとんど出ず、暗闇にも強い。当然ながら、値段は30~50万円近くになってしまうが、写真雑誌の花形にしてみれば、機材をケチって現場で、撮れなかったリスクを考えると安い買い物だろう。

 また、暗闇での撮影でいえば、ジャニーズライブの隠し撮り【2】がある。俗に言う「闇写」として取り引きされるこのような写真は、一体どのような機材を使って撮影されているのだろうか? 某カメラ雑誌編集者は、こう語る。

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