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『Rの法則』打ち切り賠償金は3000万? NHKの対応に批判も“癒着関係”は変化なし

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 TOKIOの山口達也が女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検されたことで、ジャニーズ事務所との契約が解除された。それを受け、NHKは山口がMCを務めていた『Rの法則』(NHK Eテレ)の打ち切りを発表。山口本人、もしくはジャニーズ事務所に対して損害賠償請求をする方針だという。

「5月10日に行われた定例会見で、NHKの上田良一会長は『司会者がこのようなことになったのは大変遺憾』と山口への憤りをあらわにしていました。NHKの番組は一般視聴者の受信料で成り立っているため、この件を『受信料拒否』の口実にさせないためにも、“局としてペナルティを課した”という事実が大事ということでしょう。昨年、小出恵介の不祥事で『神様からひと言~なにわ お客様相談室物語~』が放送中止となった際にも、所属事務所に賠償請求をしており、この時はドラマが6話まで撮影されていたこともあり、請求額は3億円ほどだったと言われています。もっともEテレで放送されていた『Rの法則』は制作費が安く、請求したとしても3,000万円程度だと言われています」(芸能プロ関係者)

 ネット上では「事件のきっかけになったのがこの番組なのに?」「誰の何に対する賠償金?」「NHKも責任者のサイドではないのか」と、NHKが賠償金請求をすることに対する批判が殺到。11日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)でも、司会の小倉智昭が「NHKって都合のいいときだけ“これは受信料で成り立っている番組だから”って言い方するんです」と苦言を呈していた。

 一方、賠償金請求はあくまで世間へ向けたポーズだという見方もあるようだ。テレビ関係者が明かす。

「今やジャニーズにおんぶにだっこなNHKだけに、関係が悪化すればそれはそれで困る。おそらく、NHKの番組に出演中のジャニーズのタレントたちのギャラを少し上積みすることで、半年くらいかけて賠償請求金額がペイできるよう話がついているはずですよ」

 山口事件の後もNHKとジャニーズの“癒着関係”は変わらないようだ。

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