『水原希子フォトブック KIKO』(講談社)
「どこの企業なんだ!」
“犯人捜し”が行われた結果、ネット上では「資生堂」で、ほぼ確定したようだ。
4月9日、水原希子がインスタグラムを更新。モデルのKaoRiがアラーキーこと写真家の荒木経惟氏の言動を告発したことに言及し、その流れで「モデルは物じゃない。女性は性の道具ではない」とのメッセージと共に自身の体験談を明かしたのだ。
「それはある企業の広告撮影で、彼女が上半身裸になって撮影に臨んだ時のこと。その時だけなぜか上層部とおぼしき20人ほどの男性社員がスタジオに現れた。水原が『裸だから撮影中は見られたくない』と伝えたところ、『写真を確認しなくてはならないから』という理由で、大勢の男性に裸を見られながらの撮影を強いられたといいます」(女性誌記者)
ハリウッドや政界、テレビ界でのセクハラ問題が大きく話題を呼んでいる昨今、この投稿もネット上で注目を集めた。そして「内容が一致している」と関連が疑われているのが、2013年元旦に資生堂が展開した新聞広告だという。
「ネット上では当該広告が拡散され、多くの人が『コレか!』と確信しているようです。『わたし、開花宣言。』と題したその広告には、『一瞬も一生も美しく』というコピーが躍り、上半身裸の状態で胸を手ブラで隠す水原がデカデカと写っている。撮影者はまさにアラーキーで、宣伝部のS氏がディレクションしたようです」(芸能ライター)
こうした疑惑が浮上していることを受け、資生堂サイドは調査した結果、「わからなかった」と回答している。
「こういう裸に近い撮影をする時には、男性スタッフは最低限にして女性スタッフだけで行うのが普通です。自社の撮影だったのかどうか水原本人に確認すればわかることですから、ネット上では『資生堂のイメージが悪くなった』というコメントが寄せられています」(前出・女性誌記者)
昨年、創業以来、初めて売上高が1兆円を超えたという資生堂。水原の告発が“蟻の一穴”とならなければいいが。