木村拓哉の“イメージ回復作戦”が加速しそうだ。
SMAP解散騒動以来、好感度が下がり続けているといわれた木村だったが、ボディガード役を演じた1月期のドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)こそ平均視聴率15.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し面目躍如。ネット上では「なんだかんだいってもキムタクのドラマは面白い」といった賛辞のほか、「シーズン2が楽しみ」「映画化、スペシャルドラマがありそう」など続編を期待する声が相次いだ。
「どうやら来年10月公開をメドに映画化する計画が進行中のようですね。『何を演じてもキムタク』と揶揄されてきた木村ですが、『BG』で数字を残したため役者として再評価され、民放各局からオファーが相次いでいる状況だといいます」(芸能関係者)
アイドルから脱却し、演技派俳優の道を目指すかに見える木村。ところが、そうした役者業より優先させたい仕事があるという。民放プロデューサーが耳打ちする。
「今年の秋あたりに、初となるバラエティのMCに挑戦するようです。現在、日本テレビとテレビ朝日が綱引きをしているそうで、とりあえずは特番で様子を見て、その後、レギュラー化も検討されていると聞きます。木村はSMAP解散に際し、“裏切り者”のレッテルを貼られ、その後に主演した映画やドラマは不調続き。どうやってイメージを回復させるかが最大の課題だった。そのための一手として、かねてからバラエティ進出がウワサされていたのですが、今回、ドラマが高視聴率を得てキムタクブランドが見直されてきたタイミングで、ついに実行に移すようです。親しみやすいキャラをアピールできれば、今後の俳優仕事をやりやすくなりますしね」
ジャニーズを退所した「CULEN」勢の活躍に押されていた感のある木村だが、いよいよ逆襲が始まりそうだ。