なぜか報じた文春にバッシングが
「週刊文春」のスクープにより発覚した小室哲哉の不倫スキャンダル。その後、小室は会見を開き引退を発表するも、文春は非難に晒されることになった。一方、所属事務所からの独立と、俳優・豊原功補との不倫を認めた小泉今日子は、これといって仕事に支障はないかのように見えるが……。
不倫報道をめぐる会見では涙を見せながら引退を発表した小室哲哉。
2017年から引き続き、今年も芸能界では不倫騒動が花盛りだ。看護師女性との不倫疑惑を「週刊文春」(文藝春秋)に報じられた小室哲哉は、男女関係を否定しつつも引退を発表、世間から同情の声が噴出した。一方で、独立を機に、かねてから交際が取り沙汰されていた俳優・豊原功補との不倫愛を自ら告白した女優・小泉今日子は、賛否両論を浴びている格好だ。小室の騒動について、スポーツ紙デスクはこう分析する。
「これまでの芸能人の不倫騒動の流れからすると、小室さんも一歩間違えれば世間からバッシングを受けても不思議ではなかったと思われますが、やはり妻KEIKOの介護生活の苦悩、自らの男性機能にまで言及しての男女関係の否定、そして引退宣言を口にした記者会見がプラスに働いたんだと思います。加えて、文春のスクープ至上主義という報道体質や直撃取材動画などの記者による悪ノリへの疑問が爆発した格好です」
不倫疑惑を報じられた小室に同情が集まり、スクープを伝えた文春が世間から猛バッシングを受けるという、今までの不倫騒動にはなかった展開となった。だが、業界内では、小室の所属事務所エイベックスによる文春へのリーク説もまことしやかに囁かれている。
「エイベックスグループのある幹部が、かねてから懇意にしている文春の記者にあえて小室のスキャンダルをリークしたというものです。背景には、近年はヒット曲を出せず、それでいて何かと金のかかる小室が今や同社の“お荷物”になっており、スキャンダル発覚を機に小室に自主的に引退を決断させたかったと……」(同)