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アッシュ・ハドソンのアングラ見聞録【12】

【アッシュ・ハドソンのアングラ見聞録】バーレスクダンサー〈Pechico〉のチラリズムエンターテイメント

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――カメラマン・デザイナー、そして親日家としても知られるアッシュ・ハドソン。そんな彼が自らが体験した日本の“アングラ文化”を詳細にレポート。

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Pechico Octopashy  ツイッター〈@pechicooo〉インスタグラム〈@pechicooo

 今年最後の連載はバーレスクダンサーを紹介したい。

 そもそもバーレスクダンスというのは、1920年前後に生まれたアメリカ発祥の“女性らしさ”に特化したセクシーなダンススタイルを指す。それが時代の経過と共に、いかに全裸にならず秘部を見せないようにセクシーに踊るか、または局部を思いきりさらすスタイルのストリップダンスのことも指すようになった。しばらくして衰退の一途をたどるが、90年代後半にじわじわと再注目され、クリスティーナ・アギレラが主演した映画『バーレスク』(10年)で世界的に知れ渡ることになった。アメリカを代表するバーレスクダンサーのディタ・フォン・ティースなんかは、今なお世界各国でセレブな扱いを受けているほどだ。

 今回紹介する女性は、大阪を拠点に活動するバーレスクダンサーの〈Pechico〉。彼女と出会ったときの印象は、50年代のピンナップガールを彷彿とさせるセクシーさ。もう、一目惚れだった。

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