ピンク映画がアツい情熱のもと製作されているということはわかった。で、出演女優さんたちはどう考えているの?というわけで、AVでデビューしながらあえてピンク映画にも出演中のお三方にお集まりいただき、ピンク映画のウラ事情について話を聞いちゃいました!
(写真/石黒幸誠・go relax E more)
【座談会参加者】
熟女系ピンク女優(画像右)
白木優子(41)サブカル系ピンク女優(画像中央)
戸田真琴(21)巨乳系ピンク女優(画像左)
月本愛(22)
――出演する以前は、ピンク映画の存在は知っていましたか?
月本愛(以下、月) 聞いたことはあるけれど、もっとエロがメインで、AVと変わらないのかなという先入観がありました。でも実際に出てみたら、ストーリーもしっかりしていて、普通の映画と変わらなくて驚きましたね。
白木優子(以下、白) AVはあくまでも女優さんが主役だけど、ピンク映画の場合は物語がメイン。全然違いますね。
戸田真琴(以下、戸) 私の時は監督(榊英雄)が厳しい方で、言葉のニュアンスだとか間合いだとか、何回も何回もやり直しました。AVだと、セリフを覚えていなくても多少棒読みでも、まあOKだったりするんですけど。
白 ニュアンスが伝わればいい、みたいな。AVはあくまでもカラミがメインで、ドラマは設定の説明をするためだけにありますからね。
戸 ドラマの部分をちゃんと描けるか、役者が感情移入できるかで、カラミのエロさが変わるんですよね。でもAVだと、ドラマ部分は飛ばしちゃう人がいる(笑)。もったいないと思うんですよね。
白 ピンク映画だと、飛ばさないでちゃんと見てもらえるのがうれしいですよね。
戸 私の出演作を見た方に、長い感想の手紙をいただいたことがあります。AVだと、ドラマパートについてファンの方に何か言われることってあまりないので、やってよかったなあって思いましたね。