『民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?(フジテレビ)』公式サイトより
また一人、フジテレビとの「絶縁女優」が誕生しそうだ。
目下、視聴率が大爆死中の篠原涼子主演の月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)。初回こそ9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を稼いだが、2話以降は7%台に低迷。このままでは、月9ワースト記録である西内まりや主演『突然ですが、明日結婚します』の全話平均6.7%という数字を下回る可能性も出てきている。
「ドラマの内容が薄いことに加え、かなり早い段階から篠原主演の市議選モノとの情報がフジサイドから漏洩してしまった。リアル国政選挙直後の市議選モノというスケールの小ささもあって、ネット上では放送前にからネガティブキャンペーンの嵐となっていました。そうした評判を耳にした視聴者の頭に“つまらないドラマ”というイメージがインプットされてしまったのも、不調の要因でしょう」(テレビ誌ライター)
女性人気の高い高橋一生のパワーにも陰りが見え、この先、V字回復する要素がまったくないのが実情だ。篠原としても「月9史上ワースト女優」となれば、“主演女優生命”終了となる可能性もあるだけに、ワースト更新の前に打ち切ったほうがまだマシにも思えるが……。
「実は『民衆の敵』は、すでに全話分の撮影が終了しているんです。ですから、今から出演者を再び集めて、短縮版の台本で演じ直してもらうことなどできない。しかも最悪なことに、衆院選を避けて放送予定を1週ずらしたことで、最終回が12月25日になってしまった。他局はクリスマスにちなんだ華やかな特番を仕掛けてくるはずで、はたして聖夜に政治モノのドラマを観たいと思う人がどれだけいるのか。最終回がワーストということも十分考えられます。低迷著しいフジは、ジャニーズから三行半を突きつけられたほか、松嶋菜々子、天海祐希、真木よう子から“もう二度と出たくない”と絶縁宣言されたとも言われている。篠原も番組を盛り上げようとしないフジに、怒り心頭だそうですよ」(同)
篠原とフジテレビに、“クリスマスの奇跡”が訪れることはなさそうだ。