前記事「経済学者・飯田泰之が経済史をひもとき、徹底分析!メルカリが勝った本当の“理由”フリマビジネス「中抜き」の構造」までのお堅い分析とは打って変わってこちらでは、実際のメルカリヘビーユーザの女性3人にお集まりいただき、メルカリでの売買の経験談を語ってもらった。ヤフオクに比べヘンな出品者が多いというが、その実態とは?
なぜか浜崎あゆみの「A」マークのクッキーの型をせっせと出品者しているユーザが。著作権的にどうなのか……。
[座談会参加者]
A…40代、ブランド好きDINKS妻
B…30代後半の子持ち主婦
C…古着好きのアラサー独身女性
編集部(以下、編) 早速ですが、メルカリで変なユーザに遭遇したことは?
A 私はヤフオクからの転向組なんですが、メルカリが普及しだした初期は良くも悪くもカオスで、古いヴィトンのバッグが信じられない値段で売れたのはいいんですけど、「で、どうしたらいいですか?」って取引方法を出品者に聞いてきたユーザがいて驚きました。「取引画面に書いてあるだろーっ」て思いながらも、懇切丁寧に教えてあげたりして…。
B ポンコツユーザは今でもいますね(笑)。あと、「値下げしません」って言ってるのにしつこく値下げ要求してくる人。しかも値下げ額がむちゃくちゃで、1万5000円のものを「1万円にして」って言ってきて、1万3000円だったらいいよと回答したのに、また「1万円はダメですか?」って聞いてきたりして……。
C 私は購入ばかりなので値下げ要求もするんですけど、そもそもハイブランドは偽物が怖いから買わない。最高で8000円くらい。