『I’m マギー』(講談社)
綾瀬はるかも眉間にシワを寄せていることだろう。
モデルのマギーが、11月25からスタートする綾瀬主演のNHK大河ファンタジードラマ『精霊の守り人 最終章』で女優デビューすることがわかった。彼女は東出昌大演じる薬剤師に好意を寄せる村娘を演じるという。
「NHK初の大河ファンタジーとして鳴り物入りで始まった『精霊の守り人』ですが、シーズン1の平均視聴率は9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、シーズン2は、平均7%と低迷している。マギーは新キャラクターとして登場しますが、制作サイドは彼女の『演技初挑戦』が話題になり、視聴率回復につながることを期待して起用したのでしょう」(テレビ誌ライター)
しかし、マギーは今年1月、「FRIDAY」(講談社)でロックバンド・Hi‐STANDARDの横山健との不倫疑惑が報じられるも釈明会見を開いていないばかりか、コメントすらも出していない。メディアもこの話題を完全スルーし、彼女も以前と変わらず番組出演を続けている。
とはいえ、NHKでは来年の大河ドラマ『西郷どん』に出演が予定されていた斉藤由貴の不倫が発覚したことで降板となったばかり。そのため、マギーを出演させることに世間から批判が殺到しているという。
「マギーの出演が発表されると、すぐにネット上では『不倫するような人間をNHKは起用するのか?』『受信料を払いたくない』『今まで観ていたけど、もうやめる』といったコメントが殺到。視聴率の回復どころか、さらに悪化しそうな雲行きです。マギーの所属事務所は、のんこと能年玲奈の移籍、清水富美加の出家騒動とゴタゴタ続きで、最近もマギー同様、川島海荷に不倫疑惑が持ち上がるも、メディアはまたもやスルー。そうした“芸能界の闇”を視聴者が感じて、マギーに対して拒絶反応を起こす可能性がありそうです」(スポーツ紙デスク)
マギーの出演で深刻な視聴者離れが起きた場合、とばっちりを受けるのは主演の綾瀬だ。
「彼女はこのドラマのために、アクションの練習に打ち込み、腹筋がバキバキに割れるほど肉体改造に取り組んだ。その努力が無に帰す可能性のあるマギーの出演を、内心では快く思っていないでしょうね」(前出・テレビ誌ライター)
斉藤の場合、会見で「嘘」をついたことが問題視されたと言われているが、「無視」を決め込むマギーには、視聴者から斉藤以上に厳しい目が向けられそうだ。