――そのタブー性ゆえ、電子版でこっそり……という読者も多そうな本作。アマゾンのレビューコーナーを覗いてみると、小説以上に驚きなコメントが!
アマゾンレビューは、賛否両論。このレビューだけで、ニュースが何本か書けそうだ。
アマゾンなど書籍販売サイトのレビューでは、実在する企業であるトヨタ自動車の裏側を描いたと読める『トヨトミの野望』について、賛否両論が巻き起こっている。ほとんどは、エンターテインメント小説としての完成度、また自動車業界のリアルを書ききったことに対する賛辞なのだが、中には痛烈な低レビューも。
「トヨタ自動車の背景について詳しいことは存じませんが、これはモデルとしているのがわかるだけにトヨタにも大変失礼です。」(投稿者:紺、出典:アマゾン)
一方で数あるレビューの中には、読者の目を引くような書き込みもある。おそらく、内部事情を良く知る人物と思しきが書き込んだ“追加情報”だ。投稿名・齋藤薫からは、次のような一文が寄せられている。