【10 YEARS OLD】誕生日は家族でレストラン たまの外食がうれしかった。
お嬢様から淑女へ。6つの年齢を演じきった都丸紗也華は、「私はこんな上品ではなかったですよ」と笑う。現在20歳の彼女はこれまで、常に「大人っぽい」と言われ続けてきた。
「年上に見られるのがイヤでした。早く大人になりたいとはまったく思わなくて、いつまでもピチピチでいたくて。20歳になって変わったのって年金を払うようになったことくらいですし(笑)」
そんな彼女の目下の悩みは、いつも「眠そう」だと言われること。
「しょっちゅう『眠いの?』って聞かれるんです。確かに、実際に眠いときもあるんですけど(笑)」
なんともおっとりとした雰囲気で語る都丸。過去を振り返っても、「あまり覚えていない」のだとか。
「たぶん普通の毎日だったと思うんですけど……。あ、でもずっとピアノを習ってました! 将来はピアノの先生か幼稚園の先生になると思ってましたね。あと、あまり外食しない家だったんですけど、誕生日のときだけはレストランに行けるのがうれしかった記憶があります」
【20 YEARS OLD】友人たちに囲まれてお酒も初体験。ちょっと飲みすぎたかも?
楽器が好きだった彼女は、中学生になると吹奏楽部に入る。
「やってたことだけみると、お嬢様っぽいですね(笑)。パーカッションとバスクラリネットを担当していて、コンクールに向けて3年間ガチでやってました」
芸能の世界へ足を踏み入れたのも、ちょうどこの時期。渋谷でいまの所属事務所に声をかけられたのがきっかけだ。