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アッシュ・ハドソンのアングラ見聞録【4】

【アッシュ・ハドソンのアングラ見聞録】ロスのボンテージクラブに君臨する女帝の話

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――カメラマン・デザイナー、そして親日家としても知られるアッシュ・ハドソン。そんな彼が自らが体験した日本の“アングラ文化”を詳細にレポート。

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ロサンゼルス「IVY MANOR」 / MistressBettieBondage.com

 連載初回で日本のSMクラブを紹介したが、今回はロサンゼルスにあるボンデージ・クラブ「IVY MANOR」を紹介する。アメリカではSMと言わず、“ボンデージ“という言葉を使うのが主流で、女王様は〈ドミネトリックス〉、奴隷を〈サブミッシブス〉と呼ぶ。写真は、この店で働いているベティ・ボンデージといって、この界隈では有名な女帝だ。

 以前の連載でも書いたが、日本におけるSMの素晴らしさは、技術の高い緊縛だ。アメリカにも緊縛技術に長けたドミネトリックスはいるが、そのほとんどが日本の緊縛から影響を受けている。そうじゃないドミネトリックスたちは、手錠をかけたり、ムチで打つなど、奴隷を調教するプレイがメイン。実際にベティのプレイを鑑賞したが、奴隷はマスクをかぶらされ、尻を叩かれてはニードルプレイに興じ、彼女に罵られて快感を得ていた。プレイを終えた彼女に話を聞いた。

「お医者さんプレイと血が好きよ。針やメス、浣腸、ステンレスの医療器具を用いたプレイは、私を高揚させてくれる。それに合わせて奴隷のお尻をスパンキングするのが大好き。

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