サイゾーpremium  > 連載  > 高須基仁の「全摘」―お騒がせ男の"最初で最後の懺悔録"   > 高須基仁の「全摘」/疑惑の復興マネーで揺れる石巻の市長選
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お騒がせ男の"最初で最後の懺悔録"──高須基仁 の「全摘」 No.60

疑惑の復興マネーで揺れる石巻の市長選。結果次第で“萌え”の聖地が作られる!?

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──年齢不詳、職業不明、痛風持ち……老獪タカスが、自らの五臓六腑をすする気合で過激に告白&提言

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3月20日開催「第6回萌えクィーンコンテスト」は、メイド喫茶GRAND PIRATESのあずさちゃんがグランプリ。昨年審査員だった「サイゾー」編集長の岩崎は、多忙を理由に辞退しやがった。

 拙著『病める海のまち・闇』(展望社)で宮城県石巻市の復興マネーの闇を糾弾してきた。本に書いたが、たった15万人ほどの市なのに、復興予算が100万都市並み。不透明な金銭の流れがある。そんな疑惑を残したまま、4月16日、市長選の告示がされ、23日に投開票となる。

 選挙には、『病める海のまち・闇』のネタ元の一人である黒須光男市議のほか、阿部和芳氏、青木満里恵氏らが出馬を表明している。私はすべての立候補者を精査し、最終的に黒須氏を推すことに決めた。さっそく4月2日に石巻に赴き、選挙事務所開きというものに初めて立ち会った。

 なぜ黒須氏を応援することになったか。彼はかつて石巻選出の県議会議員だった。ところが、談合事件でパクられ、県議会副議長の座を辞すことになった。その後、市議会議員選に当選し、4期務めたという経歴を持つ。団塊世代だ。

 一方、現職の亀山紘市長は元石巻専修大学教授。今回出馬する阿部氏は、前回(2013年)も出馬して、亀山市長の対抗馬となった。青木氏は、1972年から3期市長を務めた青木和夫氏の長女。

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