――「Myojo」「WiNK UP」「ポポロ」「POTATO」「duet」5誌の1年分から、本誌編集部が独自に“トンチキさせられ度”を採点してみた。非ジャニオタには知られざる世界を、刮目して見よ!
■Hey! Say! JUMP
[トンチキさせられ度]★★★
【症例1】「麗しのEDEN ~神話の国から舞い降りた美しき神々」(「ポポロ」16年8月号)
編集部の欲望ダダ漏れぶりに定評のある「ポポロ」(こちらの記事参照)16年8月号で、ギリシャ神話における芸術を司る9人の女神に変身させた企画は目を引く。タイトルから気合いの感じられる本企画、見開きの山田涼介はまさに“ネ申降臨”といった風情だ。
【症例2】「もしもHey! Say! JUMPがリア充カップルだったら…?」(「WiNK UP」17年3月号)
カップルめいた行動をメンバー同士に取らせる、ある種の女子の欲望が炸裂した名企画。次の1Pは、メンバー各々が自撮りとLINEを彼女に送っているふうの画面を掲載。腐女子と夢女子どちらの欲望にもお応えする親切な作りになっている。
【総評】意外とトンチキ企画は少なめ。ただし、有岡大貴がJr.時代に「Myojo」で着用し、『ヒルナンデス!』(日テレ)でもいじられているモンゴル相撲コスを10年ぶりに披露しており(同誌7月号)、ポテンシャルの高さは伺える。
■Sexy Zone
[トンチキさせられ度]★★★★
【症例1】「Which one do you choose? 5人が、ファッションドールに大変身!」(「ポポロ」16年9月号)
「人形のように美しいSexy Zoneのメンバーを、ファッションドールに見立てて撮影したよ!」というリード文の通り、それぞれのキャラクターに寄せたドールの設定。「レビューを投稿する」「カートに入れる」「お気に入りに追加」などとECサイト風のデザインが凝っている。