――過激であれば過激であるほど、目を引くのがグラビア。あの可憐な女の子が、爆乳アイドルが、巨尻ドルが、面積が極端に少ない水着を着て笑顔を振りまいているが、そんな彼女たちにもタブーがあるという。事務所的な事情で、はたまた本人の希望でNGとなってしまうのはどんなものなのか?事務所内でも格差はあるのか?制約の中で限界セクシーに挑むグラビア制作の裏側とは!?
水着よりも、きわどい部分に目が行きがちよね……。(写真/日刊サイゾー)
セクシーショットで世の男性を魅了するグラビアにも、さまざまな撮影上のレギュレーション≒タブーが存在する。よこ乳、下乳、M字開脚、下着のような衣装のNGなどが、それだ。インターネット上にあらゆるセクシー画像・動画が溢れ、誰でも気軽にアクセスできるようになった今、グラビア界のタブーは誰が、どう、そしてなぜ決めているのだろうか。大手タレント事務所でマネージャー業を務めるA氏は言う。
「まず、衣装やポージングの規則については、事務所もしくはタレント本人が決めます。ですので、各事務所によって差がある。共通しているのは、そのタレントを取り巻く関係者の中で、事務所代表など、もっとも権限のある人の意見が反映されること。ほとんど鶴の一声で決まる場合が多いです」
業界事情に詳しいB氏も言う。
「藤崎奈々子、山川恵里佳、眞鍋かをりなどが所属したことで有名な芸能事務所・アバンギャルドは、ベッド上での撮影が禁止だった。それに、グラビアの一時代を築いたイエローキャブでは、シャワーノズルと一緒に写るのがNGだったという話もあります。基本的には事務所幹部の意向が強く反映されていたようです」