サイゾーpremium  > ニュース  > 芸能  > オワコン松嶋菜々子を主演にするフジの末期的キャスティング能力
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TBS『砂の塔』公式HPより

 2017年に放送されるスペシャルドラマ『女の勲章』(フジテレビ系)に松嶋菜々子が出演することが決定し、「ついに禁断の果実にまで手を出したか」と業界が騒然となっている。

「近年のフジテレビのドラマは大コケ続き。出演した俳優は商品価値が暴落するとあって、オファーを拒否する事務所が続出しています。最近でも竹野内豊と瑛太が次期月9の出演にNOを突き付けていたことが話題となりました。もはやフジテレビのドラマに出演することは、役者サイドにはリスクこそあれ、なんのメリットも感じられないところまできてしまっています」(テレビ関係者)

 今作はこれまで数々のヒットを生み出した山崎豊子の原作とあって、低迷しているフジテレビとしては起爆剤にしたいところだろう。ところが、他局のプロデューサーの目は冷ややかだ。

「松嶋といえば、11年の『家政婦のミタ』(日本テレビ系)の最終回が視聴率40%超えを記録したイメージから今でも数字を持っていると思われがちですが、3年ぶりの連ドラ主演となった7月期の『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系)は視聴率5%台の回もあるなど大コケ。さらに10月期の『砂の塔』(TBS系)で演じた悪役が大不評。初回の9.8%から視聴率が右肩下がりとなるなか、松嶋の出演シーンを減らしたところ急回復しました。彼女がかつてのように数字を持っていないことは今やドラマ関係者なら誰もが知っていることですが、それでも起用せざるをえないフジテレビのキャスティング能力のなさは末期的です。こうしてドツボにハマっていくんでしょうね」

 フジテレビの爆死ループは来年も続きそうだ。

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