SMAP解散から紅白を結ぶ点と線
ここにきて、芸能メディアが騒がしい。その理由は、芸能界の最重要人物といわれる“2人のドン”の関係が芳しくないというものだ。「SMAP解散」「有吉弘行と夏目三久の熱愛騒動」「レコ大1億円買収」などで暗躍した彼らの間に、一体なにが起こったのだろうか? その概要をリポートする。
紅白歌合戦の“功労者”にもかかわらず、今年は落選が決定した和田アキ子。
年末の音楽の祭典『NHK紅白歌合戦』の出場歌手が去る11月24日に発表された。宇多田ヒカルやKinKi Kidsら10組が初出場、また世界的に「PPAP」がブレイクしたピコ太郎は、企画枠での初出場となる。その一方で、歴代最多となる通算39回、30年連続出場中の和田アキ子をはじめ、伍代夏子や藤あや子ら演歌勢は落選、EXILEも姿を消した。スポーツ紙記者はこう明かす。
「初出場組の顔触れを見ると、『まあ、こんなものだろう』というのが業界内の大方の見方。常連組でいうと、EXILEはボーカルのATSUSHIが米国に拠点を移すことを発表し、ベテランパフォーマーのMAKIDAIやMATSU、ÜSAが卒業するなど、実質的な休業状態です。所属事務所のLDHとしても、三代目J Soul BrothersやGENERATIONSら若手グループの売り出しに力を入れてますからね。ただ、和田さんがバッサリと切られたのには驚きましたね」
和田といえば、近年はヒット曲が出ていないことから、毎年の出場に疑問の声が上がっていた。だが、今年10月まで放送された朝ドラ『とと姉ちゃん』の主演が同じホリプロ所属の女優・高畑充希、2018年の大河ドラマ『西郷どん』の主演が、これまた同社所属の俳優・鈴木亮平ということもあり、「通算40回目の出場を決めて紅白卒業を発表するのでは」と目されていた。